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2007年5月28日 (月)

チャンピオン26号感想

 嫁の言いつけで、さっき、次男坊(中1)と二人で、ゴミ出しに行って来たんですが、到着したエレベーターから降りてきたのは、宅配ピザを抱えたお兄さんでした。
 入れ替わりに生ゴミ持ってエレベーターに乗った私ら二人は、
 「たまらんのう。(<『はだしのゲン』口調で)ピザの残り香がムンムン漂ってるよ!」
 「米は噛めば噛むほど味が出るけえのう。深呼吸しよう、深呼吸。う~~~ん。ちょっと得した気分?」
 「お父さん、俺、なんか、ピザ食べたくなってきたよ…」
 「今日は酢豚だってお母さん言ってたぞ。ほれ、ピザの匂いが残っているうちに嗅ぎ倒せ!」
 二人して、エレベーターの中で、くんかくんか匂いを嗅ぎ続けてました。
 途中から、ピザの香りよりも生ゴミの匂いの方が勝ってたような気がする…。

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 週刊少年チャンピオン26号。

 新連載の『ヘレンesp』イイかんじですよね。
 事故の真相とか、ヘレンの能力もそうだけど、ヴィクターがなんであんなにかしこいのか、とか、イロイロ気になる!早く続きが読みたい!

 Helen_nikki

 ↑ ひさびさらくがき~

 *『ギャンブルフィッシュ』…五木島は、絶対、原作の青山先生自らキャラデザしたに違いない!

 *『アイホシモドキ』…相星さんの困ったちゃんっぷりに、ウチの家族もドン引きでした。
 確かにコレは…相星さん、よくないよ。
 「少しは僕の立場も考えてよ…」
 妻の不始末の尻拭いをして廻る夫の立場、ですか?ひゅーひゅー
 「赤ずきん編」のシメは、
 元木「相星さんだって逃げてばっかりじゃん!」
 聖良「…うるさいっ!」
 みたいなかんじに持ってくのかな、と予想。
 今回の相星さんはいつにもましてイケナイ子だったから、私が個人的にお仕置きします。
 25号の続きってコトで。
 Aihoshi_nikki09
 ↑ コレ描いてると、「あー、なんか、ココってそういうブログだったんだ」と、自分で改めて再確認。
 「俺、何回ブッコロサレテモいいよ!」ってツワモノが3人しかいなかったというのは解せんかったですねえ!

 *『クローバー』…不良マンガだから嫌いなんじゃなくて、登場人物がどうにもこうにも好きになれない奴ばっかなのがダメなんですよ、私。
 主人公たちも、他のキャラも、平気で他人を(心も体も)傷つける上に、自尊心が低い人間ばっか。
 象徴的なのが、「子供がどっかから100万円もの金を工面してきて、その金の素性も事情も確かめずに受け取って支払いに充てる父親」。
 いるのかね、こんな親。いるのかもね。どっちにしても、同情出来るわけねえだろ、こんな奴に。
 …かと思ったら、次号、巻頭&表紙ですか!
 アンケートを送るような読者層には人気があるってコトですか、そおですか。
 なんか、考え込んでしまうなあ…。

 *『ケーぷり。』…個人的には、『ポスティア』みたいな路線の方が好きだったのに…。

 あのね、こういう作品を、「萌え」って言うんですかね?
 『萌駅』さんに登録したりしているクセに、私、いまだに、「萌え」の正確な定義みたいなんが、どうもイマイチわかってないんですよ。
 受け手のこっち側が、ドキドキしたり、
 グッ!とキチャッタリ、
 なんでかKOTOKOお姉さんの「♪ハイハイ!キュンキュン!」って合いの手が脳内で響いたり、
 そういうのを、いちりつ「萌え」って呼んでイイんだ、と思ってたんですが。
 どうも違うみたいだぞ、と思い始めたのがつい最近。
 アレですか、仮に「萌え」についての「論壇」といいますか、「萌え世論」を形成する「場」みたいなモンがあるとしましょう。そういうトコで「コレは『萌え』の一分野として承認しましょう」と認められた「萌え記号」みたいなモンをフォローしてりゃ、その作品はもう「萌え」なのだ、と。そういう理解では間違ってるでしょうか。
 獣耳、幼馴染み、メイド服、ツインテ、ツンデレ、委員長、オーバーニーと言った御馴染みの「属性」から、さらに細かくいくと、関西弁、病弱、僕っ子、壊れ、果ては寝取られ、なんてのまで。
 一定傾向の絵柄に、こういった「記号」を取り混ぜて見せれば、「萌え」がいっちょあがり、なんでしょうか?
 なんかつまらん。
 いや、そういう「記号」に感応する感性は自分の中にも確かに有るんですが、「記号」以上の「なにか」がないと、その作品に対して「思い入れ」もナニも抱けないですよ。
 で、『ケーぷり。』ですが、残念ながら、今んとこ、その「なにか」を感じられません。
 好きな作家さんなので、今後に期待です!

 *『フルセット!』…爬虫類のような目つきの屋代先生がBL方向に!
 そして「お姉さん風」をぴゅーぴゅー吹かせる塩井先生がショタ方向に!
 二人の教師が、作品を、どんどんのっぴきならない方向へリードしていく…。

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 森繁先生の作者コメント 

 単行本買ってくれた方ありがとう。頂いたチャンスは決して無駄にはしません。

 なんて意味深い言葉だろう。
 やっぱ、「本当は『由鷹編』で終了のはずだった」ってのはガチだったんだ…
 そして、例の120冊のサムライだけのお蔭でもないだろうけど、ファンがコミックス第1巻をキッチリ買ったからこその逆転劇。
 というコトで、みなさん、7月6日発売の『アイホシモドキ』第2巻も買いましょうね!
 しかし、この日は、『無敵看板娘N』『めっちゃキャン』『かるた』と、好きな作品の発売が集中してて、うれしい悲鳴です。

 森繁先生のコメントには、人気商売でもある「マンガ家」業の厳しさが改めてうかがえる一方で、
 好きな作品を支持する「熱い」ファンの存在と、それに真摯に応答する作家さんの心意気が滲み出ていて、心を揺さぶられるモノがありました。

 に比べて、25号の、アレはなんだい、アレは。 

 「萌え」を嫌うマンガ家やその卵は多いですが、市場が「萌え」を選んだのですよ。

 俺は選んだ覚えは無えよ、と言ってしまえばソレで終わり、って話ですが。
 まあ、ちょっと反論させて頂きましょう。
 
 経営者や編集長の口から出てくるならともかく、マンガ家さんの口からこんな台詞が出てくるとは、驚きでした…。
 通訳したら、「市場が選んだんなら、「萌え」が「スポ根」になろうが「差別主義」になろうが、私は従順に従いますよ。なんでも描きます。私は流行り廃りに敏感なんです。信念?んなモンありません」ってコトか?
 それとも、「毀誉褒貶喧しい「萌え」が、今では、もはや無視出来ないくらいの市場を形成している。ヲタだのキモイだのと言われ続けながらも「萌え」を追求してきた私たちは、間違っていなかった!」とでも言いたかったのか?
 後者の方が、「創作者の心意気」の片鱗くらいは残っているような気がするが、にしたって、「売れている市場に寄り添っている」というコトだけが、自己確認の拠り所、正当化の根拠、ってのは、それじゃあんまり寂しかないか。
 「市場」って言葉を使われた途端に、私たち「読者」は「消費者」に成り下がったような気分にさせられて、すっげーすっげー不愉快だ。
 「市場」みたいな、正体のわからないモンに私たち「個人」を簡単に還元して、十把一絡げにして語るなや、と思います。
 と同時に、「市場に選ばれた」と言う物言いには、言い訳の仕様の無い傲慢さが滲み出ている。
 まあ、つまり、アレだろ、
 「売れたモン勝ち」って言いたいだけだろ?

 なんて醜い言葉だろう。

 人によって好き嫌いはあるでしょうが、私は「萌え」が悪いなんて思ってませんよ?
 いわゆる「萌え」系(と多分世間では分類されてるんだろうな~と思われる)の作品でも、大好きな作品はあります。
 しかし、先述したように、そういう作品には、「萌え」以外にも、計算不可能な、他の「商品」とは交換出来ない「なにか」があるから、だから、思い入れも出来るのです。
 売れているから「萌え」を選ぶ。または、売れているから「萌え」は正しい。
 どっちにしても、そんな了見から「製造」されている「商品」だから、だから『ゾクセイ』はどうしようもなく退屈なんだよ。
 (「商品」即「悪」と言ってるわけじゃないです。短絡しないでくださいね…)

 「売れる・売れない」は、そりゃ大事です。市場への目配りだって、怠れないでしょう。つか、プロなら当然のコトです。
 ソレはマンガに限ったコトじゃない。
 なんの商売だって同じだよ。
 売れなくてもイイから、良いモノを、なんてのは、ただの敗北主義です。
 良いモノだからこそ、売れてくれなきゃ嘘だ、と思うし、そして歯痒いコトに、そうした「嘘」みたいなコトの方が、世の中多かったりします。
 売れてくれなきゃ、例えば、自分が好きなマンガだって打ち切られてしまうのです。
 私は、少年チャンピオンが、もっともっと売れて欲しい、と、本気で思っています。

 『アイホシモドキ』は、これからもずっと、長く続いて、私たちを楽しませて欲しい、と思える作品です。
 『無敵看板娘』が終了しても、チャンピオンを買い続けている大きな理由のひとつは、相星さん・元木の二人に会いたいから、です。
 『アイホシモドキ』や、他の魅力的な作品群がある限り、なんやかんや言いながら、絶対チャンピオンから離れられないと思う。
 もうすぐ佐渡川先生の新連載も始まる頃だしね。

 厳しい市場原理の洗礼は、どんな「作品」にとっても、逃れられない宿命です。
 ソレを百も承知しているからこそ、自分が愛する作品の「生命」が少しでも長く続くように、と、私たちファンは応援するのです。
 松山せいじさんに、そういうファン心理が理解出来るかどうか。
 理解してもらわんでもイイですけどさ、別に。

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