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2008年11月

2008年11月28日 (金)

Everything Must Go

 昨日、生まれて初めて救急車に乗りました、PAN太です。

 今日は、大事をとって会社を休ませてもらいました。

 しばらく、更新ペース落ちると思います。
 絵チャットもなかなか入れないかもしれません。すいません。
 週末恒例の「朝まで絵チャット」は、当分無理っぽいです…。
 でも、絵チャットルームは今までどおり、自由に使ってくださいね! 

 …原稿だけは、なんとか、ご迷惑をかけずに済むようにします…(;><)

 自分のコンディションがこんなんなトコロへもってきて、こないだ、「リッチー=エドワーズに死亡認定」のニュースを聞いたばっかりでもあり、なんと言いますか、今まで縁遠かった「死」と言う奴が、かつてなく身近に感じられてなりません。

 以下は、倒れる前に下書きしていた、コメント返信&その他。

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 >pan太さんが日記更新しまくり=PANISHER大ヒットフラグktkr
          (11月19日)

 言われてみると確かに…こんなペースで更新を重ねたのは初めてかもしれませんねえw
 『PUNISHER』感想は、もう少しで書けそうです。待っててね!(※と書いてた矢先にコレだよ…すいません!)



 >♪あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ~ (くださ~い!!) 今週から連載となった「ムラサメ」のヒロインを見て、山口百恵のプレイバックPart2を一人突っ込み入りで熱唱してしまった名もなき一市民(日刊ゲンダイ愛読者)です。「夕凪の街 桜の国」をPAN太さんがどう記事にしてくれるか、今から楽しみで楽しみで夜は爆睡しています。またチャットに有名人(故人含む)が飛び入り参加するようなことがあれば、温かく接してあげて下さいね。(人面ドッグ)
          (11月21日)

 温かく接してあげられるかどうか自信はありませんが、努力はします!(何様)ソレで勘弁してください!
 『夕凪の街 桜の国』感想ですが…予告したはイイが、コレは…作品があまりにデカ過ぎる…。今さら私なんかが感想を書いても、モナリザの顔に髭を描き足すだけのような気がしてなりません!
 「こんなブログ読んでるヒマがあったら、こうの史代先生のマンガ読めよ」って言や済むハナシのような気も…うう…。
 ※このコメント返信のあとで、『夕凪 桜』について書きます。



 >あいかわらず仲がよろしくて、素敵ですなぁ。
 独り者で予定もない私には、うらやましい限りです。
 末永くお幸せに!

 …別にお別れじゃないですよ。念のため。

 ところで、サンタコスのスキ様、可愛いですなぁ。
 いつもと比べて、巨乳だけどスレンダーっぽいのがまた何とも。
 トップの美輝ちゃんといい、顔の描きかたが少し変わりましたか?

          (11月24日)

 こんなに面白い嫁はなかなかいないだろう、と思ってましたが、世の中広いなあ、と思ったモノで、ついw すいません、あほな話で。
 ご指摘のとおり、顔の描き方は、意識してイロイロ試しているところです。鋭い!
 まだまだ未熟なんで、たまに他の方の絵を見たりすると、簡単に刺激を受けてしまいます。…早く、「コレだ!」と言う、自分の絵を固めたい、と思ってるんですが…。



 >鬼丸美輝×神無月めぐみが好きです~そういう絡みの絵が見たい

          (11月25日)

 コメントありがとうございますー。
 ううむ、コレでいくと、「美輝攻め・めぐみ受け」って組み合わせになるんですかね?私の脳内では、美輝ちゃんは総受けだったのですが!しかし、ソレはソレでアリかもしれない!
 他のリクエスト絵もまだ描けていないのがあるので、いつになるか安請け合い出来ませんが…私の一番の大好物のムテムス絵ですもの。描きますよー!…しかし、描いても、表に出せない絵になりそうな予感がぷんぷんします…。 



 >以前マンガを整理したと仰ってましたが、思うところあって私もHDDを整理しました。
 約20ギガバイトあった同人ソフトと、約40ギガバイトあったエロCGを全部削除(無敵看板娘およびPANISHERネタ除く)いたしました。
 思い切ってやってみると、意外に気分がスッキリするもんですね。

          (11月25日)

 40ギガバイト相当のエロCGと言うのに度肝を抜かれましたが、ソレを削除して「スッキリ」のひと言…ホンモノさん、漢だぜいっ!
 ムテムス&パニ関連だけ残して…と言うトコロに、ホンモノさんの「佐渡川愛」の本物さ加減を見ましたよ!
 …しかし、ムテムスはともかく、『PUNISHER』のエロCGって…す、すいません、私、そう言うのほとんど見た記憶が無くってデスネ!(マスカワさん、くまっくすさん以外に心当たりが無いと言う情報弱者)見てみたい…是非!



 >先日はチャットお疲れ様でした、サンタコスのスキ様にホカホカ家族話と色々ご馳走様です。
 朝まで絵チャットに原稿etcというPAN太さんのエネルギッシュさが羨ましいです(´・ω・`)

          (11月26日)

 トキノジさんこそ、お疲れ様でした。ありがとうございましたー。
 「ホカホカ家族話」…なんでか、『サルまん』の『ホカホカゴッドねえちゃん』を思い出してしまいました!
 …原稿、実はアレから、まだ全然手をつけられてません…お恥ずかしい…そろそろヤバいんですけど…毎回毎回ナニやってるんでしょう、私…。
 イヤ、エネルギッシュだなんて、老人がなけなしの体力を振り絞って若い方たちに遊んでいただいてるだけですよ…ホント。ふふふ…老いぼれをからかうモンじゃないよ…。

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 まあ、その、『夕凪の街 桜の国』について、です。

 そもそもは、ある方から、「今、こうの史代先生のマンガがお気に入りです」と聞かされたのがきっかけだったんですよ。

 次の日、書店でこうの先生のコミックスを探してみて、たまたま見つかったのが『長い道』と『夕凪の街 桜の国』の2冊だったのですね。

 最初に読んだのは、『長い道』。

 いや、ショックでした。

 ナニが凄いって、こうの先生の絵が凄い。

 萌え絵に代表される、昨今主流の「マンガの絵」を、「作業用BGMにピッタリな、オシャレなトランス・ミュージック」に例えるなら、こうの先生の絵は、「生楽器の表情豊かな、体温を感じさせるルーツ・ミュージック」のような味わい。
 なんか、無茶苦茶な例えですが。

 マンガの絵について、文章でああだこうだ言うのは野暮の骨頂、百聞は一見に如かず、とは思いますが、しかし、言わずにいられない。
 こうの先生の絵は素晴らしい。

 枠線以外は、人物も、背景も、効果線も、すべてフリーハンドで描かれた画面。
 デジタル原稿が幅をきかせつつあるこの21世紀に、スクリーン・トーンすら使われていない。
 しかし、この手作り感溢れる原稿が、なまじのCG着彩原稿などより、はるかに輝いている。
 その描線のやわらかさ、やさしさは、匠の域。

 思わず恋したくなるような魅力に溢れたキャラクターももちろんですが、背景の見事さは鳥肌モノです。
 こうの先生の作品は、「半径5メートル以内のリアル」な日常をモチーフにしているのですが、そのありふれた日常的な光景のはずの背景が、生きているのですよ。 
 街が、生きている。
 私たちが慣れ親しんできたはずの「日本のどこかの街並み」が、もう一歩でファンタジーの世界に入り込んでしまいそうに見えるほど、美しい。
 (こうの先生の絵には、背景にしろ人物の造形にしろ、「日本」的なニュアンスがあって、コレも魅力のひとつです)

 繰り返しになりますが、こうの先生の絵は本当に素晴らしいです。
 「原始的なマンガ手法」のみで、これだけ魅せられてしまうとは…。

 オススメしてくださった方は、「とにかく、マンガらしいマンガなんですよ~」と評していましたが、まさにそのとおり。
 こうの先生のマンガには、マンガが本来持っていた豊穣な魅力が、溢れんばかりに詰まっています。

 『長い道』を読み終わって、こうの先生の作品に出会うのが遅すぎた自分の不明を愧じました。

 そして、『夕凪の街 桜の国』。

 このマンガの感想を書く、と予告してましたが…その後、書き進めていた文章が、ざっくり数えてみると10万文字近くに及んでました。しかし、書いても書いても、この『夕凪の街 桜の国』と言うマンガについて、私の文章は何ひとつ言い当てられていない、としか思えないんですよ…。

 完全に煮詰まっているトコロヘ、ある方からのアドバイス。

 「感想を書くって言うより、紹介するってかんじで書いた方がいいんじゃないのかなぁー」

 いやあ、その通りです。

 改めて見渡してみれば、このマンガについては、他の方の素晴らしいレビューがすでにいくつも存在していました。

 amazonを覗いてみれば、この作品のコーナーには、すさまじい数のレビューが寄せられている。
 おそらく、普段はほとんどマンガを読んだりしてないのだろうな、と思われるような人たちが、熱く、深く、語っているのですよ。
 それらのレビューのどれもが、そんじょそこらの(私も含めた)マンガ感想系サイトではなかなかお目にかかれない、「リアル」で「血が通った」言葉で語られている。私、実は、ここのレビュー群を目にした時、「もう、今までみてえな調子で、マンガの感想文なんか書けねえよ!」と思ったくらいです。ハイ。

 今、ここで、私などが拙い感想をさらに追加したところで、さっきも言ったように、「モナリザの顔に髭を描き足す」だけだ、としか思えないのです。

 この作品については、引用も解説も行わない…何も語らないのが、私に出来る精一杯のコトです。

 だから、『夕凪の街 桜の国』を、まだ読んだコトの無い方に、お願いしたい。

 ネットを調べれば、先に触れたような、この作品についてのレビューがたくさん見つかるだろう、と思いますが、今は、それらを目にしないておいて欲しいのです。
 amazonから注文しようとすれば、嫌でも他の購入者の評価が目に入りそうになりますが、グッとこらえて、見ないで欲しい。

 もしも、まだこの作品を読んだコトの無い方がいたら、なんの予備知識も先入観も持たないまま、真っ白な状態で、『夕凪の街 桜の国』と言う作品に出逢って欲しい、と思うのです。

 何も言わない、語らない、と言っておきながら、すいません、コレだけ言わせてください。

 『夕凪の街 桜の国』は、甘酸っぱくもなつかしく、そして、せつなく、だけど希望に満ちたラブ・ストーリーです。
 読んでいただけたら、きっとあなたも、この作品に登場するヒロインたちを好きになってくれる、と思います。

 こうの先生の絵に酔い痴れ、素敵なヒロインに恋してください。

 最後に、こうの史代先生のマンガをオススメしてくれた鈴かすてらさんに、心から感謝します。

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2008年11月24日 (月)

戦いすんで…

 「朝まで絵チャット」も無事終了しました。
 みなさん、今回も本当にありがとうございました!

 参加者は、私、鈴かすてらさん、関直久さんANCさん。そして、くまっくすさん!出勤前(!)なのに、わざわざ来てくださって、お題までいただいて、本当にありがとうございました!

 例によって、18禁絵は裏ページに置いてありますので!パスご存知の方はどうぞ!…今回も素晴らしいですよ。ふふふ。

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 朝の7時に解散して、そこから布団に入ったダメおやじな私ですが…家族のケタタマシイ声に、とても寝てられません!たっぷり10時間くらい寝てやるつもりだったのに、結局11時頃に起きました。

 …飯食ってから、久しぶりにネットサーフィンしてたら、こんなの見つけまして…
 思わず、をパソコンの前に呼びつけて質問しました。

 PAN太 「…なぁ…コレ、まさか、あんたが投稿したんか…?」

 嫁 「…… (゚Д゚)エッ???……私と違うよ!大体、ウチら、まだ結婚16年目やんか!全然別の人だよ!」

 PAN太 「…そうか…なら、イイんだ…疑ってすまなかった…。……???」

 嫁 「(問題の記事を読み返しながら)…… ニパァ(´∀`*) えへへへへへ……」

 PAN太 「…… ∑( ̄□ ̄;) ……本当に、あんたとちゃうねんな????」

 嫁 「……ニヨニヨ (´∀`*) ……ん?だから、ちゃうよー。大体、ウチら、知り合ったの23年前やんかぁー。えへへへへへへ」

 …どうやら、嫁ではなかったようです…

 嫁 「いやあ、でも、世の中には私と同じコト考えてる人がいるもんなんだねえ~」

 PAN太 「Σ(・∀・;) や~め~て~!」

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 昨日の絵チャから転載。ギャラリーにも同じの置いてありますが。
 ↓ お題は、PAN太&鈴かすてらさんの、『PUNISHER(パニッシャー)』コスプレ祭り!
Puni_echat_5
 ↑左/PAN太の「足には自信あンのよ!」はいてないミルキィ!
   右/鈴かすてらさんの「未成年は飲んじゃダメよ(はぁと)」ミニスカポリスのイリリアさん!
 右下のカッツ&敏行犬にも要注目!

 鈴さんありがとう!鈴さんのおかげで、パニ心がさらに萌え燃え上がりました!

 …もう少しです。あと、もう少しなんで!

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2008年11月22日 (土)

絵チャット開催告知

 明日、11月23日(日曜日)の夜から、「朝まで絵チャット」開催します。
 例によって、私と鈴さんのコンビでスタート。

 お暇だったら、来てよね!

 ああ、あと、
 ↓ 最近、『PUNISHER』成分が足りない、とお嘆きの貴兄に!Suki_santa

 らくがき スキ様にサンタコスしていただきました!

 そろそろ冬コミの原稿に取りかからなければ……。

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2008年11月18日 (火)

死刑宣告!?Σ(゚д゚;)

 コメントをいただくのはいつも本当にうれしいモノなのですが、今回はまた格別です…。

 >私は小説読んでるくせにボキャブラリーが貧困で、PAN太さんのようにうまく語ることができません。
 ただ、言えることは、「びんちょうタン」を読んでその生活ぶりとおばあちゃんとの愛情に涙しつつ、現実には金の無駄遣いをしまくい、親父と喧嘩して悪口雑言を浴びせる自分に、後から激しい自己嫌悪に陥ったりします。

                  (11月16日)

 いつもコメントありがとうございますー!
 私がダラダラ言葉数をかけて結局言い尽くせなかったコトを、見事に言い当てられてしまって、感動しています。
 そおなんです!ソレが言いたかったんです!
 マンガや音楽はこんなに素晴らしいのに!ソレに感動する心はあるのに!にもかかわらず、どうして私達の現実は「こんなん」なのか、と言う…。ほとんどの人にとってはどうでもイイ話かもしれませんが…。
 マンガと引き比べて自己嫌悪してしまう、と言うくだりに、改めて惚れ直しました!もう絶対離さないわよ!



 >あの時”が”楽しかったのではなく、あの時”も”楽しかった
 こうなったらモット良いのにではなく、あれも楽しかったがこれも楽しい
 大事なのは立ち向かうのではなく受け入れ、そして味わいつくす事ですね
 深いです、PAN太さん

                  (11月17日)

 いただいたコメントが、こんなふうに、私が言い尽くせなかったコトを言い当ててくれたり、上手く言えない「気持ち」に名前をつけてくれたり…と言うのは、ありがたいのを通り越して驚きです…。
 「受け入れ、そして味わいつくす事」…そうですね。その通りなんです。そんなふうに出来たら、どんなに楽しいか。楽しいはずなのに、時どき迷って、ついつい書くコトで自分に言い聞かせたり。
 でも、そんなふうに出来るなら、きっと人生言うコトないはずだ!とも信じてます!
 ちなみに、後半のオフレコ部分には大爆笑。ああ、見抜かれちゃってますねえ…私w
 ありがとうございましたー!



 >これって他の漫画感想ブログに対する死刑宣告文なのでしょうか・・・。
 ひとつだけツッコませていただくと、バキやドカベンはガンスリの何倍も売れていますよ。忘れないであげてください

                  (11月18日)

 すいません、本気で忘れていました! >バキやドカベン
 謹んで訂正させていただきます!
 …「死刑宣告文」って…何様ですか私は…。そんなだいそれた料簡はさらさらありません!
 そんなふうに読めてしまうのか…と驚いています。むしろ、そんなふうに読まれてしまうのを恐れて、慎重に書いたつもりだったのですが…。だとしたら、ソコは私の力不足です。申し訳ありません。
 文章って…難しいねえ…。

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2008年11月16日 (日)

『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール)』~Little Baby Nothing~

 「絵チャットの外部プレビューを読み込もうとするから、負荷でトップページやブログの表示が遅くなった」と言うお声がいくつかあったので、外部プレビューを取っ払ってみました、PAN太です。
 すいませんでしたー。今後はすんなり表示できるかと思います。

 今回の更新は、中二病全開!

 間違って息子とかに見られた日には、「もう、今後どのツラ下げて父親ヅラ出来るモノか!」ってくらい、アレなナニですわ。

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 「私の心はとっくに死んでいて 自我なんか残っていない
 だから 誰もが私を愛してくれるの
 みんなが欲しがるのは 私という女の切れ端
 絶望的に受身で 取り替えのきく予備部品
 あなたに従属したい 
 一人では怖くて この道を歩いていけないわ
 お願い あなたの腕で抱きしめて
 私はあなたの所有物になりたいの」
             (MANIC STREET PREACHERS/『Little Baby Nothing』)

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 先般、「好きなマンガのヒロインが非処女だった」と嘆いているファンについての話題を知った。

 私は、こういう、マンガに本気で入れ込む馬鹿(失礼)が大好きである。
 しかし、「本気で語れば、どんな言い分も正しい」とまでは思わない。
 愛する人への嫉妬や独占欲は私にもあるし、痛いほど共感出来る。
 出来るが、しかし、「処女でなければ愛せない」というのは、大将、そりゃあねえだろう。ソレは明らかに身勝手で、あまりに幼稚な価値判断ではないか。
 そういう幼稚な衝迫を乗り越えて、「『彼女』と、コレからどのような関係を取り結んでいくのか」と言うコトを悩むコトが出来ない奴も世の中にはいるかもしれない。
 つか、マンガのヒロインとの関係について悩む奴の方が問題かもしれないが…。

 少年マンガの「箱庭的世界観」に甘やかされてきたメンタリティの持ち主は、自分の価値判断と衝突するような物語には、ストレスを感じるモノだ。カタルシスを求めてマンガを読んでいるのに、何故わざわざストレスをこうむらなければならないのか、と思っている。
 なんでそんなコトが断言出来るのかと言えば、俺がそう言う種類の人間だからだ。

 そういう手合いにとっては、「優れたマンガ」とは、

 ①読者の価値判断と衝突しない、一貫した「箱庭的世界観」
 ②作品中で、登場人物に容易に下される価値判断
 ③読者に確実に効率的にカタルシスを提供するコトを最優先目的としている

 このような態度が貫徹した作品を言うのだ。

 ②に関してさらに説明すると、ドラマ性とは、「価値判断の衝突」である。
 例えば、少年マンガにありがちな展開だが、「バトルの勝敗」によってこの「衝突」が容易に解消される場合は、「ドラマ性が希薄」となるコトが多い。バトル、バトルの連続では大味になり過ぎるから、塩味程度のドラマ性(らしきモノ)をまぶしてみせるのだ。(塩味…と言って、典型的なのは、「殴った拳を通じて、初めて敵にも熱い想いが伝わる」とか、「昨日の敵が今日は仲間になり、次なる敵と共に戦う」とか、ああいうのですわ。ハイ。)

 逆に、作品中でこの「衝突」が解消を見ない場合は、読者はストレスを抱えるコトになる。
 読者の感情移入の対象である「主人公」や「ヒロイン」が、「衝突」の結論として、「積極的価値(=栄光)が与えられていない」。言い換えれば、「作品世界から肯定されていない(=祝福されていない)」からである。

 さらに言えば、万が一、作品中で「価値判断の衝突」に対して「判定」が下されない、と言う事態があれば、その場合作品は読者にその価値判断を委ねている、と言うコトを意味しているのではないか。
 「箱庭の中(=マンガの世界)」で決着を見なかった「衝突」に、読者は「現実」に「積極的価値(=栄光=祝福)」を与えるコトを期待されているのだ。

 誰がそんなコトを期待してマンガなんか読むかよ、という反応は当然あると思う。
 私達の多くは、底意地の悪い言い方をすれば「読み捨ての娯楽」、上等な意味でもせいぜいが「現実逃避の手段」としてマンガを愛している。そういう態度でマンガに接するコトはもともと間違ってなんかいないし、「マンガ本来の使命」とはそういうモノだったはずだ。

 マンガとは、「現実の読者の人生とは何の関係も無いただの商品」、「趣味の時間を豊かにするための消費材」であり、その目指すべきは、読者にとってひたすら気持ちのイイ「カタルシス」を提供するコトなのだ。
 だからマンガは、その歴史の中でさまざまな価値観をふるいにかけてきて、読者の価値観と衝突しない「箱庭的世界観」を獲得した。

 この「箱庭的世界観」に慣れ親しんできた読者の内部にも、「箱庭的価値観」が再生産されている。
 「処女でないヒロインは愛せない」という馬鹿げたメンタリティも、硬直的な「少年マンガはかくあるべき論」も、自分たちが語っているのは所詮「箱庭」の中の出来事である、と言う「割り切り」を告白してくれているのだ。
 そして、読者の側に「箱庭的世界観」に対する期待がある限り、「俗情に寄り添う」かのように、少年マンガは「箱庭的世界観」を生産し続ける。

 「非処女のヒロインを、俺はこれからどのように愛せるのか?」などと言うコトを、読者様が悩む必要などないではないか。
 マンガは、読者の「箱庭的世界観」と衝突しない、とっつきが良いヒロインを、せっせと生産すればソレでイイのだ。

 マンガと現実を断絶させている「割り切り」を踏み越えて、読者の側に渡って来ようとする作品がもし現れたなら、「そんなのはマンガの役割では無い」「そんなコトを俺はマンガに期待していない」とバッサリ斬り捨てるのが、「箱庭的世界観」の正しい判断なのだ。

 読者は、「箱庭的世界観」で解消出来ない「価値判断」を求めてくるマンガなど、面倒くさいだけなのだから。

 「マンガが私達の現実の生活の価値判断に影響を与える存在にはなりえない」あるいは「そんな必要は無い」、と言う「割り切り」をもってマンガを読んでいる限り、そこここで語られているマンガ感想の類も、所詮は「箱庭の中の景色」について云々しているのに過ぎない。

 マンガ語りなんて、「私達が生活の中で日々決断を下し続けている価値判断」とは、何の関係も無い出来事だ。
 マンガから受け取った「好き」も「嫌い」も「感動」も「失望」も、語り手の現実の生活にまで持ち込まれるコトは無いし、そんな必要も無い(第一、本気でそんなコトをする奴がいたら、「マンガと現実との間の割り切りが出来ない馬鹿」だと笑われるのがオチだろう)。
 そして、そういう態度から語られるマンガ語りなど、盆栽の枝ぶりを鑑賞して「この曲線に萌えますね」とか「この枝をこうしたらもっと良くなるのに」とか言ってるのと大差無い。
 盆栽の鑑賞に意味や価値が無い、と言っている訳ではない。盆栽好き同士の間だから通じる話もあるし、同好の人間同士で共通の話題について語るのは素直に楽しい。

 しかし、そういう「割り切り」を踏み越えて、「読み捨ての娯楽」「現実逃避の手段」以上の「なにか」になりたい、と求めて生まれてくる作品の前では、「箱庭的世界観」に依拠した「盆栽の枝ぶり」談義など、最初からなにも語っていないのも同然である。
 少なくとも、私はそう思っている。

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 「神様の手は 私には届かなかった
 色褪せた映画や 大好きな本や 白黒テレビだけが友達だったの
 世界のすべては 私にとっては存在しないも同然
 いいのよ 好きなだけ私を使い倒したらいいわ
 あなたにとって私なんか ロリポップキャンディみたいなものなんでしょう
 私をダメにしてしまうつもりなのね 
 どうせ私の人生なんて 
 いつか 老人になったあなたが懐かしむ想い出に過ぎないのよ」

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 なんと言いますか、今、かなり、この作品に心を奪われてしまっています。

 『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール)』。

 一気に、既刊10巻全部揃えてしまった。
 また、に怒られたよ。コレ以上マンガ本増やしてどうするのかって。

 すでに有名な作品であり、コミックスは累計300万部近く売れているらしい。
 アニメ化も2期に渡って実現されているとのコト。
 つまり、商業的に成功しているマンガなのだ。
 くやしいが、チャンピオンのどの連載作品より、多くの読者に愛されている。

 それらの事実がにわかには信じられなかった。
 『GUNSLINGER GIRL』は、それほどヘヴィーな内容を持った作品だった。

 主人公の少女たちは、国家の秘密組織の下で「戦闘機械」としての訓練を受ける「サイボーグ」。
 彼女たちの存在意義は、「国家要請に従って、ミッション(主に殺人)を遂行する事」。
 少女たちがそれぞれに背負う、恵まれない(と言うより、凄惨な)生い立ち。
 与えられたのは、つくりものの体。
 いつわりの記憶の上に形成された、過去を持たない人格。
 「つくりものの体」と「いつわりの記憶」を維持するための薬物投与は、彼女たちの「もともと極端に短い寿命」をさらに削っていく。
 少女から担当官の男性に向けられるのは、洗脳処理から派生した「擬似恋愛感情」。
 再洗脳のたびに、上書きされて失われていく、「ささやかな想い出」。
 黒い世界の片隅で、束の間ひっそりと咲いて、そして枯れていく「小さな幸せ」。
 少女たちの「生」は、取り替えのきく予備部品のように扱われていく。

 このマンガの中では、「真実」と確信出来るモノが、一見するとどこにも見当たらないように見える。
 少女たちにも、彼女たちを取り巻く大人たちにも、「積極的価値」を見出しにくい、殺伐とした作品世界。

 美少女が銃を手に派手なアクションを繰り広げるマンガ、と言う部分に惹かれてこのマンガを読み始めた人(実は私もそうです)は、ストーリーが進むにつれて確実に「終末」に向かって枯れていく美少女たちの姿を、どんな気持ちで見守っているのだろう。
 しかも、途中から登場する二期生ペトルーシュカの存在は、一期生の少女たちを(肉体的にも精神的にも)追い越して行き、彼女たちを確実に「過去の存在」へと落とし込んでいく役割を予感させて、やるせない気持ちにさせられる。
 自分の好きなヒロインが、作品世界の中で滅び、乗り越えられ、やがて忘れ去られていくのを見守らなければならない、などと言うコトは、「箱庭的世界観」ではあってはならないコトのはずなのだが。

 だけど、愛されているんだよ。このマンガは。
 『ガンスリ』のファンはアレか、マゾ体質の人が多いんか?俺を含めて。

 一方で、少女たちと男性担当官との間に存在する「絆」がストーリーの主旋律である以上、どんなに歪んでいるように見えても、『GUNSLINGER GIRL』は間違いなく「ラブストーリー」である。

 少年マンガが一般にラブストーリーを苦手とするのは、恋愛には本質的に「勝敗」も「ルール」も存在しないからだ(個人的には、恋愛には「善悪」すら存在しない、と言い切りたい)。
 好きな相手と結ばれるコトがあっても、ソレをもって恋愛は終るわけではないし、逆に成就しない恋愛に価値が無いわけでもない。

 恋愛と言う局面でキャラクターが要求されるのは、「力で敵を打倒するコト」でも無く、「正解を選択して攻略するコト」でも無い。

 自分が求める相手と、どのような関係を結んでいくのか。
 自分とは違う人間と、ともに生きていくと言うコトはどういうコトなのか。
 自分や相手の「心の迷宮」を経巡り、正解が存在するのかも分からない世界を味わうのが、恋愛の本領なのではないか、と私は思う。

 「戦い」に勝利すれば、おのずと状況は打開される(=価値観の衝突が解消される)と言うのは、少年マンガ特有の「箱庭的世界観」の下でしか通用しない、幼稚なメンタリティなのである。
 恋愛における「価値観の衝突」は「戦い」では解消出来ないから、ラブストーリーはドラマ性が強くなり、作品中で「価値観の衝突」が解消されない場合、その恋愛は悲劇性を帯びたりもするのだ。

 読者にとって、『GUNSLINGER GIRL』の少女たちは間違いなく「悲劇のヒロイン」である。
 自分たちが感情移入するヒロインたちの過去は、とにかく重たいモノばかりなのだが、その上、彼女たちの未来にも、明るい徴がまるで見えない。
 ヒロインへの感情移入が、報われそうな予感が全然しないのだ。

 『GUNSLINGER GIRL』と言うマンガは、カタルシスを期待する読者を打ちのめすために生まれてきたかのようだ。

 この作品は、読み手によっては、「白黒・善悪・正邪を明確にしない、非倫理的な作品」と映るかもしれない。
 登場人物の…例えば、少女たちを取り巻く大人たちの「悩ましい偽善」や「錯誤」が、「真実」に昇華されるコトが無い、救いの無い作品、と読めるかもしれない。
 『GUNSLINGER GIRL』の少女たちの「生」など、水をつかむようにやるせない手応えしか感じさせないモノかもしれない。
 今、夜空に輝く星も、いつか必ず萎んで死んでゆく運命にあるのと同じように。

 『GUNSLINGER GIRL』は、読み手に「価値判断」を委ねきっている作品のように、私には思えてならない。

 しかし、『GUNSLINGER GIRL』は、この「救いの無い世界」に「一撃」を加える。
 きわめて控えめなかたちで、ソレもほんの時たまに、だが。

 例えば、第9巻のアンジェリカ編。
 少女アンジェリカの記憶の中から消えたはずの『パスタの国の王子様』が蘇るシーンである。

 彼女を取り巻く大人たちは、自分たちを呪いのように苦しめる過去から逃れられないまま、希望が見えない現在を生きている。その大人たちが、かつてアンジェリカを慰めるために創作したおとぎ話が、今度はアンジェリカから大人たちに向けて語られる。

 このおとぎ話が、大人たちの「誠実」から生まれたものだとは認めない読者もいるかもしれない。
 偽善かもしれない。
 どんなにましな意味でも、せいぜいが自己満足に過ぎないかもしれない。

 しかし、アンジェリカが『パスタの国の王子様』を語ってくれた時、私たちは、思わず膝を折るのだ。

 この世界には、「愛」が無い。「誠実」も無い。無くて当然。もともとそれが『GUNSLINGER GIRL』の世界なのだ。私達の世界によく似た、そんな世界なのだ……
 そんな軽薄な認識を、このシーンはぶち砕く。

 「愛」が無い世界でアンジェリカを苦しめてきたコトを、「誠実」が無い世界でアンジェリカを生かしてきたコトを、大人たちは悔い、そして涙を流す。

 「取り替えのきく予備部品」のように扱われてきた彼女の「生」は、この時確かに、この殺伐とした作品世界に一撃を加え、ほんの少しだが、揺るがせてみせている。 

 「箱庭的世界観」が目指すカタルシスとは比べようもないだろうが、この『GUNSLINGER GIRL』の過酷な世界が、ほんの一瞬、アンジェリカを祝福し、栄光を与えてくれた瞬間だと私は思う。

 栄光と呼ぶにはちっぽけで、散発的なエピソードかもしれない。

 しかし、この一瞬だけは、アンジェリカの苦痛が確かに「世界の中心」だった。

 このエピソードについて、「感動した。泣いた。」と語るのは簡単だろう。
 そして、私たちは簡単に忘れるのだ。
 感動も、涙も、現実の自分の時間とは何の関係も無い、「箱庭」の中の出来事として。

 今、みんながドン引きしているのを予想しながら書いている。
 馬鹿だと思われてもいい。
 中二病だと笑われてもいい。

 私は、これからの自分の現実の生活が、アンジェリカの苦痛とは無縁に続いていくのだ、と言う事実に、怒りを覚えている。

 『GUNSLINGER GIRL』から受け取ったモノを、どうして、マンガを読む以外の時間の…現実の自分の時間の中に、連れて行くコトが出来ないのか、と、自分に怒っているのだ。

 『GUNSLINGER GIRL』の作品世界が、アンジェリカに、トリエラに、ヘンリエッタに、少女たちに積極的な価値を、栄光を、祝福を与えてくれないのなら、読者がソレを彼女たちに与えるしかないじゃないか。

 いや、違う。そうじゃない。そうじゃないんだ。
 『GUNSLINGER GIRL』は、「箱庭」と「現実」の間にある断絶を踏み越えて、読者に念願しているのだ。

 「彼女たちを祝福してあげてください。」と。

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 君は純粋だよ 
 君は 雪のように純粋で美しい
 僕たちは、と言えば 退場させられる運命にある 自堕落な木偶人形に過ぎないのさ 
 僕たちに ロックン・ロールの啓示がやってくる
 文化
 疎外
 退屈
 そして絶望を、と

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 「世界の中心」のようにさえ感じられたアンジェリカの苦痛すら、残された者たちによって「乗り越えられる」、と言うよりもむしろ、混沌の中で溶かし込まれていくようなかたちで忘れ去られてしまうような予感がする。

 作品世界の中でも、たちまちのうちに、彼女たちの「生」は、再び「世界の片隅」の取るに足りない「予備部品」のひとつとして、取り扱われていくだろう。

 第10巻で、少女トリエラは誓う。
 確かなモノなど…自分の中の感情すら、どこまでが自分自身のモノなのか、確信が持てないような「生」であっても、

 「必死に生きて そして死のう」

 と。

 彼女たちのドラマに比べれば、自堕落で建設性の無い私の「生」など、みじめな嘘で固められた出来の悪い…誰も読まない小説ほどにも意味が無いだろう。

 私はトリエラのように、必死で生きたコトなど無かった。
 アンジェリカのように、誰かを赦したコトも無かった。

 だけど、馬鹿を承知で、私は思っている。
 彼女たちを、「箱庭」の外に連れ出して、マンガ以外の現実の時間の中で祝福してあげたい、と。

 どうしたらそんなコトが出来るかなんて、私にもわからないですよ?

 だけど、とりあえず、彼女たちの「生」に思いをいたすたび、私の胸は痛いのだ。

 彼女たちの存在が、私の心の中に、まるで、新しい「痛点」となって宿ってしまったかのように。

 ムリヤリだが、それが、彼女たちの「栄光」と言えば、言えるのかもしれない。

 今は、そんなコトくらいしか、私には思いつかないんです。

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2008年11月15日 (土)

いいんですよ

 コレから出かけます。
 帰ってくるのは早くても夜中になる見込み。

 もし、絵チャに入れなかったら、すいません。

 明日は明日で、どうなるコトやら…。
 実は、が「日曜日は家族で外食したい!心斎橋に行って、ヴェトナム料理が食べたい!」と騒いでます。
 うるさいから、たぶん、言うとおりにしてやるコトになると思います。

 更新?

 ああ、

 …いいんですよ、もう…もう…

 ↓ らくがきいっちょう。
Pas_de_deux

 『よつばと!』の風香を描こうとして、こんな事態に

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2008年11月14日 (金)

Through A Glass, Darkly

 ある人にそそのかされて、こっそり「なかのひと」を仕込んでみたものの、予想通り秋田書店様はこんなブログのコトなんか歯牙にもかけていませんでしたよ?PAN太です。

 コメント返信遅くなってすいません。

 >90,000HITおめでとうございます!
 そして久々トップの美輝ちゃん、可愛らしいなぁ~、女の子してるなぁ~。あぁ、お持ち帰りしたい!
 実は毎日寝る前に見てるんですが、人事異動などありまして忙しいもんですから、なかなかコメントすることができません。ゴメンネ ☆(攻撃判定あり)

             (11月3日)

 ありがとうございます~!
 どおぞ、ご遠慮なくお持ち帰りください~!ただし、女の子しててもソコはソレ、中身は大戦鬼ですから…扱いには気をつけてね!
 久々に美輝ちゃんを描けて、幸せでした!やっぱり、美輝ちゃんはこのサイトの原点ですからね!
 やー、もー、コメント無しでも、心意気はいつもいただいておりますよ!…いただいているつもりなのですが…コレが、私にしか聞こえない「電波」でなければイイのですが!


 >偶然にもかわいい鬼丸美輝ちゃんを拝見できて眼福です!
 感謝っ!

             (11月3日)

 ドコからどうやって、こんな辺境サイトにたどり着かれたのか…ようこそおいでくださいました!こちらこそ感謝です!
 最近は『PUNISHER』にイレこんでしまってて、なかなか美輝ちゃん描けないのですが…たまに発作を起こして、こんなふうに描いてしまうコトもありますんで!また覗きに来ていただけたらうれしいです!
 今後とも、よろしくお願いしますー!


 >一人の人間に陶酔して音楽を語るのも、一曲の音楽を愛して音楽を語るのもそれぞれですよね
 PAN太さんの書くおっぱい大好き

             (11月10日)

 私はおっぱいが大好きで、自分が「おっぱいは、こうあって欲しい!」と夢に見るおっぱいをなんとか描いてみたい、と言う、その一念で、おっぱいを描き続けている男です。理想のおっぱいは遥か彼方、道のりはまだまだ遠いのですが、私が描いたおっぱいを「大好き」と言っていただけるのは、本当に幸せです。ありがとうございます。
 音楽を聴くコトと言うのは、本当に個人的な出来事なのだなあ、と思います。「聴いた・感動した・忘れた。さあ、次の流行はどんなのだ?」と言う態度もあれば、60年前に死んだミュージシャンの音楽を今も聴き続ける人もいる。音楽の真価って、聴き手の態度でわかるのかもしれませんねえ。

 

 >♪PAN太負けるなPAN太負けるな PAN太負けるなー♪失礼しました 負けないでね!
             (11月12日)

 www コレはアレですか、『PAN太の大冒険』ですか!♪まぁPAN太ましなビルね!
 あたたかい励まし、ありがとうございますw ♪PAN太マスカット切る~
 いや、まあ、勝ちも負けもないんだろうけど…負けませんよ。負けませんてば!♪PAN太負けが多い~
 負けが多くてどうする!(♯`Д´)ノ

 

 えーっと、他にも、オフレコ希望のコメントをいくつかいただいてます。ありがとうございます!オフレココメントはいずれもありがたいお気遣いの内容で、本当に申し訳ないです!
 まあ…アレについては、皆さんお察しの通りなのですが…大丈夫ですよ!
 今週もまた、『PUNISHER』から元気をもらいましたからね、ええ!

 あと、拍手ボタンをポチっと押してくださる方にも、ありがとうございます!
 皆さんが押してくださる拍手のおかげで、どうにかこうにかやれています。
 1日1ポチの日もあれば、1日60ポチの日もありますが、不思議なコトに、もう3ヶ月間、1日も途切れるコト無く、毎日、誰かしらがポチっと押してくださってます。
 「ああ、見てもらってるんだなあ、ありがたいなあ」と思うと同時に、
 「ほんの少しでも愛されているのかなあ」と、うぬぼれてしまいそうになります。

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 最近、よく思い出すのが、『ラーメン発見伝』の原作者・久部緑郎先生が、雑誌編集者時代に書いたフレーズ。

 「表現とは、自己紹介と告白の繰り返しである」

 その通りだ、と思います。
 例えば、マンガについて語るのも、音楽について語るのも、結局は、作品をそのようにとらえてしまう「私」のメンタリティや世界観を告白しているのに過ぎないのですね。この点に無自覚なままに書かれた文章など、虚妄に過ぎないのだ、と思います。
 このフレーズには勇気づけられます。
 「正しいコト」を書こうとか、誰かを説得しようとか、そんなコトは考えなくてもイイのだ、と、教えられるからです。

 金曜日はまたしても飲み会です。…飲んで帰ったら、せっかくの週末なのに更新も絵チャットも出来なくなるのがつらいなあ…。加減して飲みゃいーじゃん、と言われそうですが、私はそんな加減がきかない、意地汚い根性の持ち主なのです!

 この週末、更新したい記事がいくつかあります。
 言ったそばから反故にするのがPAN太さんの得意技なので、いちいち真に受けてられない、と思われてるような気もしますが、一応、今、是非書いてみたいと思っている記事について…

 『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール)』感想
 『夕凪の街 桜の国』感想

 どれも一筋縄ではいかない作品です。

 さあ、まず、なにから語ろうかねえ。

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 ↓『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール)』トリエラ嬢
Triela
 トリエラはこんな服はまず着ないでしょうが、俺が着せてみたいんだ!
 私が描くとどうしてもむちむちになってしまうのは、病気だからしかたありません!

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2008年11月 8日 (土)

『パ・ドゥ・ドゥ(Pas de deux)』

 『PUNISHER』感想を更新します、と予告しておきながら、いきなり反故にしたまま1週間が過ぎました、PAN太です!

 だって、ここんとこ、予想外に忙しかったんだもんよ!
 コメントやメールへの返信、遅くなっててすいません!

 と言うのは、言い訳で、

 『PUNISHER』への愛の炎は、変わらずに燃えているのですが、正直言って、ちょっと今は感想書きたくない気分です。
 パニには何の問題も無いのよ。私自身の問題です。
 なもんで、気持ちの整理がつくまで、パニ感想はもうちょい待ってください。待ってる人いないかもしらんけど。
 思わせぶりな書き方してすんません。大したコトじゃ無いんですけどね、ホント。

 こういう気分の時に、たいてい、普段だったら書かないようなろくでもないコトを書きたくなるんだよ、俺って奴は。

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 小室哲哉、売れていたねえ。

 やたら流行っていた。売れていた。
 頑張って儲かって、よかったねえ。
 リアルタイムで聴いていた当時を思い出してみても、小室哲哉については、それ以上の印象が無かった、と思う。

 あれだけ売れていたのだから、きっと、多くの人が彼の歌を支持していたのだろう。
 その人たちは、小室哲哉の現在の凋落ぶりを見て、なにがしかの感慨を抱いているだろうか。
 残念に思っているのだろうか。
 滑稽だと思っているのだろうか。
 今でも、彼が作った歌を愛して、胸の中で鳴らしながら生きているのだろうか。

 私に限って言えば、 当時から、私にとって小室哲哉の音楽は、私の人生とは無縁の場所について歌われているとしか思えなかった。
 もしも10年前に、「好きなミュージシャンベスト100」を挙げてみろ、と言われても、私は小室哲哉の名前を入れなかっただろう。ベスト100をベスト10000にまで拡大しても、彼の名前を入れようとは思わなかったはずだ。
 もともと私にとって彼は、その程度の存在だった。

 ただ、今回の騒動で、思い出したアルバムがある。

 白竜の『光州City』。
 今、ググって確認してみたら、1980年の作品だった。
 札幌の実家に残してきたLPレコードの山の中に、このアルバムも眠っているはずである。家族に処分されていなければね。

 白竜のデビューアルバムにしてライブアルバムなのだが、不幸な曲折を経て世に出たコトもあり、よく「幻の名盤」的な紹介をされる作品である。

 1曲目の『現実』の「現実は 地球のように丸くはないんだよ」と言う、リアリティありまくりの必殺フレーズに、当時痺れたモノでした。
 件の『光州City』や『アリランの唄』など、怒涛の名曲が続き、そしてアルバムの悼尾を飾っていたのが、あの『パ・ドゥ・ドゥ(Pas de deux)』。
 この、やさしくも濃密なラヴソングの存在が無かったら、『光州City』と言うアルバムの印象も、だいぶ違ったモノになったのではないか。
 朝の光のまぶしさから顔をそむけてしまうような、そんな男と女。二人のセックスをパ・ドゥ・ドゥになぞらえたこの曲は、匂い立つようなエロスと優雅さに溢れていた。
 当時、この曲を聴きながら、「俺もいつか、誰かと、こんなセックスをする日が来るのだろうか」と思ってました。ええ。そんな妄想を誘ってくれる名曲だったんですよ。
 考えてみると、この曲を聴いたのが、PANTA作品との初めての出会いだったんだなあ。

 で、コレも結構有名な話だが、この白竜のバンドに、若き日の小室哲哉が在籍していたのだ。もちろん、キーボード担当で。
 『光州City』のアルバムジャケットに、白竜バンドのメンバーの一人として、フォーキーな髪型をした神経質そうな顔写真と、クレジットが載っていた。
 私がこのアルバムに出会った時は、リリースから何年も経っていて、小室哲哉はすでに『My Revolution』やTMネットワークで有名な存在になっていた。
 当時、「あの小室が、『パ・ドゥ・ドゥ』のピアノを弾いていたのかよ…」と、驚いてしまったのを、今でも覚えている。

 『パ・ドゥ・ドゥ』や『現実』は、いつまでも古くならない、愛すべき歌のひとつであり続けると思う。ただ、音源がレア・アイテムになってしまって、新しいファンがこれらの歌に触れる機会が無いのが、残念だ。
 小室自身が作った歌(私は『My Revolution』や『Get Wild』くらいしか記憶に残っていないのだが)を、彼のファンはいつまでもいとおしんでくれるだろうか。
 世間様は、尾羽打ち枯らした小室哲哉を叩くのを楽しんでいるかのように見える。
 しかし、かつて彼の音楽を愛した人は、どうか、今一度彼の歌を聴き返してみて欲しい。
 今、彼の歌から、あなたは何か受け取るモノがあるだろうか。
 「あの頃のあの歌」としてではなく。懐メロとしてではなく。過去形ではなく。

 私は小室自身の音楽について、さしたる感慨も無い、ただの野次馬だが、だけどせめて、彼のファンだけは、彼の音楽を愛し続けてあげて欲しい、と思う。
 そうでなければ、あまりにも音楽がかわいそうだ。

 金が無いコトより、なにより、愛されないってのは、つらいコトだよ。

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2008年11月 2日 (日)

今後の予定

 ひさびさに美輝ちゃんを描きました。
 描いているあいだ、幸せでした。

 今日はコレから、絵チャットルームで「朝まで絵チャット」開催します。
 よかったら遊びに来てください。

 明日は、『PUNISHER』感想を更新の予定。

 ヴェロニカ絵はチリポリと進行中です。すいません。もう少しお待ちください。

 暑中見舞い・残暑見舞い・ハロウィン絵のお返しも全然出来て無かったので、クリスマスにはなんとか…なんとか…! 

 マスカワさんちの冬コミ本には、『PUNISHER』原稿で参加させていただく予定。
 当然、エロです。

 今年も残すところ、あと2ヶ月。

 がんばります。

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