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2008年12月

2008年12月30日 (火)

ダメ押し

 胃痛で一晩中眠れなかった。
 夜中に吐いた時、吐瀉物に鮮血が混じってたので、さすがに気になって、今朝病院に行ったら、「胃潰瘍ですね」と言われました。

 実はここ数日、酒もタバコも口をつけてません。
 つけられないの。しんどくて。

 お医者には、年末年始は安静に、と言われました。

 オンの年賀絵とか、オフの年賀状とか、無理っぽいです。
 不義理を重ねます。すいません。

 拍手コメント、ちゃんと見てます。
 返信、待っててください。

 そんな状況です。

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2008年12月29日 (月)

世界を騙した男

 年末年始の間に、普段観ないアニメや映画を観ようと思っています。

 アニメでは、かねて観たいと思っていた『狼と香辛料』『秒速5センチメートル』『フリクリ』。

 映画では、中村3曹さんオススメの『Diary Of The Dead』、それとマーティン=スコセッシの『Shine A Light』がめっさ観たいんだが、映画館まで行けるコンディションじゃないので、DVD発売まで待ちます。
 個人的にスコセッシの作品で一番好きなのは『GoodFellas』。なんつっても、シド=ヴィシャスの『My Way』からデレク&ザ・ドミノスの『Layla』につながるエンディングがたまんねえんだよな…。と思い出してしまったら、もういけない。
 今日のへヴィー・ローテーションは、ピストルズとクラプトンに決定しました。

 でもね、

 『God Save The Queen』や『Pretty Vacant』聴いてたら、横で、が嫌がるんですよね。
 ただひと言、「うるさいわ、このバンド」ですと。
 なんでだよう。こんなにロマンチックな音が、なんでわからないんだよう。ヽ(*`ε´*)ノ

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 1978年。
 セックス・ピストルズの解散直前期。
 ジョニー=ロットン(現ジョン=ライドン)の、超有名なあの発言。





 「ロックは死んだ。」






 コレを多くの人が真に受けて、ソコからロックにとっては「出口無しの閉塞状況」が生まれたわけだ。

 アレからちょうど30年。
 その間にキャリアをスタートしたミュージシャンたちは皆、「死んだはずのロック」をあえて演奏する意味について自覚的であるコトを強制されてきた、と言える。
 1978年以降、ロックは「自明」な価値を失って、「まず対象化され、批評されてからでないと、演じるコトも聴くコトも出来ない」、と言う状況が発生して、そのまま2008年現在まで来てしまった。
 げに恐るべしはジョニー=ロットン。
 あのたったひと言で、ロックを金縛りにし、文字通りの袋小路、どん詰まりに追い込んでしまった。

 1975年というのは奇妙な年である。
 この年、アメリカでは、ブルース=スプリングスティーンの畢生の傑作『Born To Run』が生まれている。
 同年、イギリスではセックス・ピストルズが活動開始。(『Never Mind the Bollocks』は翌1976年のリリース。)

 かたや、「ロックン・ロールの未来」と謳われた男。
 かたや、「ロックは死んだ」と言い放ち、ロックにトドメを刺す運命を持って生まれたバンド。

 ロックの光と影、生と死、陽と陰、誠実と軽薄とをそれぞれ好対照に象徴するミュージシャンが、同時に世に出た、と言う意味で、ずっと長い間、私には奇妙な符合に思えてならなかったのだ。

 スプリングスティーンは、古典的なロックの属性を一身に引き受けながら、なおかつ強烈な作家性によって、ファンからの絶大な信頼を勝ち得てきた。
 彼にとっては、ロックは「自明の価値」であり、信仰と忠誠心の対象である、とすら言える。そう言う意味で、彼は「ロックそのもの」である。
 スプリングスティーンやローリング・ストーンズなどは、彼らが他者(たとえばジョニー=ロットン)から対象化される場合はあっても、彼ら自身にはわざわざロックを対象化する必要が無い。

 一方で、ピストルズ以降のミュージシャン達には、ロックに対してどうしても批評的なアプローチから入らざるを得ないと言う、歴史的状況がある。
 なにせ、一度死亡宣告を受けた音楽を、これからわざわざ演奏しようと言うのだ。
 宣告を聞かなかったフリが出来れば平和なモンだが、どっこい、音楽マスコミもリスナーも、みんな「ロックは死んだ」と言う共通認識の上で踊っている。
 「死体の上でいかに踊ってみせるか」と言う残酷なテーゼが、ミュージシャンを苛んできたのが、この30年間だったのだ。

 スプリングスティーンやストーンズたちは、自分自身が「古典的なロック的諸価値」を体現している。
 しかし、ピストルズ以降のミュージシャンたちは、「ロック的諸価値」が相殺されている前提を生きていかなければならないから、苦しい。
 だから、「ヘイル!ヘイル!ロックン・ロール(ロックン・ロール万歳)」なんて無邪気に叫ぼうものなら、「思考停止」と揶揄されたりする。
 ストーンズあたりは、「伝統芸能」とか「乗り越えられるべきダイナソー・ロック」とか目されて、後発ミュージシャンからは批判の対象になったりもした。
 「1972年の時点で解散していれば、ストーンズは伝説のバンドになれたのにね」とイアン=ブラウン、ジョン=スクワイアは語ったが、彼ら自身もストーンズ・ローゼズ解散後のソロ活動では「健闘している」と言うのが精一杯の状況だ。ストーン・ローゼズは伝説のバンドになれたかもしれないが、今年デビュー45周年を迎えたストーンズと、どちらが幸福なのか、私にはわからない。

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 でも、ちょっと待て。

 「ロックは死んだ」発言のその直後、ジョニー=ロットン自身がピストルズのラスト・ステージ上から言い放ったもうひとつの台詞を、みんな聞き落としていないか?




 「騙されてたって気がしないかい?HA!HA!HA!」




 ( メ`ω´)/ ヲイヲイヲイヲイ
 そりゃねえだろ大将!

 つまりこの30年間と言うのは、「稀代のトリック・スター」ジョニー=ロットンの最後っ屁を、みんなが真に受けて呻吟している姿を、「天才コメディアン」ジョン=ライドンが哂いながら眺めていただけ、ただソレだけだったんスか?

 「ロックは死んだ」発言を無かったコトには出来ないし、今更聞かなかったフリも出来はしない。
 だけど、「(その発言も含めて)騙されてたって気がしないかい?」と言われてみれば、音楽シーンの景色も、全然違って見えてくるような気がしないか?

 ピストルズが金の為に再々結成したのだって、結構である。大いに結構である。
 当のジョン=ライドンが、「パンクを神聖視しないでくれよ」と言っているじゃんよ。

 私の場合は、少なくとも今は、金縛りから脱して、以前より自由に音楽を聴けるような気がする。

 仮にいつの日か、ブルース=スプリングスティーンとジョン=ライドンがステージで共演するようなコトがあっても、私は驚かない。
 いや、むしろ、観てみたい。
 1975年に、全く真逆の意味でそれぞれロックの世界を震撼させた、「ロック・スター」と「トリック・スター」の夢の競演。
 何もかもが好対照なこの二人のスターが、同じ曲を一緒に演奏するシーンが、実現するコトがあるだろうか。
 その時二人は、どんな曲を演奏するのだろう。

 …案外、ABBA(アバ)の曲だったりしてね!(※ブルースもジョンもABBAの大ファンなのですだ)

 と言うわけで、今日のへヴィー・ローテーションは、ABBAに変更になりました!

 コレはオススメですよ奥さん!<誰が奥さんか
 一家に一枚、ABBAのベスト!
 ABBAを聴いてりゃ、万事オーライ!
 紅白観るくらいなら、ABBAですよ、ABBA!

 …って言ってたら、『相棒』スキーの嫁に殴られました。

 「私とした事が!(迂闊でした!)」

 撤回。

 皆さん、今年の紅白には、右京さん(水谷豊)が出演するそうです。みんなで観ましょうね!
 俺、きっと寝てるけど。

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2008年12月27日 (土)

「仕事納め絵チャット」

 本日、このあと、22時から、の主催で「2008年もありがとうございました!仕事納めエチャ」開催予定です。
 私も入る予定です。

 ココに絵チャットルームへの入り口があります。

 飛び込み歓迎とのコトなんで、よろしければどうぞお越しやす。

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 ココからはコメントへの返信で。

 >トップの元ネタがわかりません。
 でもエロいから良し!

 …とはいえ、エロに対してあまりオープンになると、逆に物足りなさを感じてしまうわがままな自分がいます。
 一般絵の中に突然紛れ込んできたり、「なぜそこを隠すのか!」と思わずツッコミを入れてしまうようなエロ絵が好きだったりしますので。

                   (12月25日)

 …すいません。私も実はアニメ本編はいまだに未見なんです!でも描いてしまいました。でも、彼女の歌は毎日聴いているんですよ…。
 確かに、最近、エロ絵についてはどうもケジメがユルくなってきたと言いますか、どこか「壊れて」きてる部分はありますね…自覚あります…。
 どのくらいまで踏み込めるのか、意味も無く試してみたい、と言うあほな心性も働いてるかもしれません。いかんいかん。反省。見せ方にも工夫のしどころってモンがありますもんね!
 ホンモノさんはいつも、私が道を踏み外しそうになると、絶妙のタイミングで嚮導してくれて…ホントにもう…ありがとうございます!





 >最年末までぶっ続け仕事かよお・・・・・・もう疲れたよう・・・・・・あれ? PANTAさんの絵から、なんかいい匂いがする・・・・・・

                   (12月26日)

 うおおお。ごめんなさい。私、…今日で仕事納めでした…(;><)
 いい匂いてw 噴いたwww
 お疲れ様です!こんなんでよかったら、どうぞ召し上がれ!今夜のオカズは洋風よ!<壊
 最年末まで仕事とは…もう、なんと言ってイイのやら…。ぶっつづけってトコが、厄いじゃないデスカ…。ホントに風邪ひいたりとか、してないですよね?…組合作ろうか?
 あの…せ、せめて、イイ年を迎えましょうね!お互いに!


 >身体の調子が悪いのにお疲れ様です。
 が、またいつもの人が来る前にツッコんどこうと思いますが、PAN太さん人の目気にしすぎです!

 > 「このマンガのココの出来が良い・コレは良くない、何故なら」と言う類の~ の段落

 最初から言い訳から入ってるも同然。
 いいんですよ、好きなら。面白いと思ってるなら。
 それを書けば。
 でも、この段落みたいなのを加えると、そういう評価をしてる人やらそういう風に見てる人を批判した上での感想になっちゃう。

 いつもの名無しの人も口は悪いけど同じ事言ってたと思うんですが、そこは汲んであげてください。
 「俺は面白いんだ!」「人が何を言おうが~」って言うのは感想書くならタブーですよ。

 〇〇〇〇〇さんの感想なんかは純粋に楽しんでるな~って思えるけど、PAN太さんのは人の目気にして意地になってる様に思えてしまうんです。

 名前は伏せてね。

                   (12月26日)

 「名前は伏せてね」ってのが、ご自分のコトなのか〇〇〇〇〇さんの部分なのか判断つかなかったので、両方伏せときます。
 わざわざツッコミに来てくれて恐縮です。
 いっこだけ訂正しておくと、「いつもの名無しの人」って、『悪徒』と『ガンスリ』へのコメントを指しているのなら、アレらはそれぞれ別の方からのです。
 まあ、あとは、ひと言もありません。
 お見苦しくて、申し訳ありません。

 しかし、まあ、















































 

 Tsukareta

 誰だ!スクロールする前から、またエロ絵を期待してたのは!

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2008年12月25日 (木)

天国、それとも

 まずは、コメントへの返信から。ありがとうございます!


 >スクロールする前からエロ絵であることだけは解ってました
                  (12月23日)

 勿体つけたつもりでしたが、見抜かれてましたか…浅知恵でお恥ずかしい。
 次回以降、もっと気の利いた演出を考えないとですね…ううっ(;´Д`)
 スクロールさせておいて、まともに服着た普通絵を置いておくとかね!うん!





 >こんばんはです~^^v 裸んぼシェリルが!「あたしの○○○を見ろ~♪」とばかりに! ちょっとツンデレ風味なサンタさんですね!
                  (12月24日)

 さっそくのコメント、ありがとうございます!『娘フロ。』が我が家のヘヴィー・ローテーションなのは、鈴さんのせいですからね!
 クリスマスに間に合わせる為に急いで描いたので、ランカちゃん描くのは諦めました!例によって背景まで手が回りませんでした!すいません根性無しで!
 「あたしの○○○を見ろ~♪」 `;:゙;`;・(゚ε゚ )んぶふう イ…イイの?
 みんな、見においでよ!さあ並んで並んで、ちゃんと順番守ってくださいよ!ファン感謝デー特別企画「先着100名限定・シェリルと生〇〇会」!(…やだなあ、〇〇は「握手」ですよ、「握手」!)

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 うん。まあ。こっからは、アレだ。アレ。

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 あたしの作った歌は
 君だけが聞くためのもの
 感受性に乏しい人が
 理屈をこね否定したがる歌よ

 (中略)

 君は「戦え」とあたしに言うけど
 今夜だけ一緒に眠ってはくれないですか?

             (アナム&マキ/『戦え!野良犬』)

 いや、耳が痛い。
 しかし、その通りだ。本当に、その通りだ。
 「君だけが聞くためのもの」と歌われている、その「君」とは、まさに私のコトなのだ、と感得するコトが出来ないのなら、その歌についてナニを語ろうと、そんなのは(繰り返しになってすんませんが)「盆栽の枝ぶり談義」に過ぎない。
 あるいは、もしもあなたがその「君」ではない、と思うのなら、「何故あなたは『君』たりえないのか」、語るべきはそのコトについてだろう。
 批評と言うのは、自分の世界観や感受性を担保にして、他者(たとえば作品)に値(あたい)をつける行為である。
 私は「君」たりえるのか、「君」たりえないのか。
 畢竟、批評というのは、他者について語るようでいて、「自分は一体何者なのか」を語るコトなんだろうね。

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 「全パ連は死んだ。そんなモノが、今、どこにある?」

                 (1978年 ジョニー=ロットン<嘘) 

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 このブログのタイトル下には、「佐渡川準先生の『PUNISHER』を応援してます」と言う文字がある。
 本館の『99人の敵』の入り口には、「『PUNISHER』『無敵看板娘』をはじめ、少年チャンピオン系ヒロイン中心にイロイロ描いてます。」と言う文章。

 おいおい、看板倒れもイイとこじゃねえかよ。

 『PUNISHER』で検索して訪問してくれた方は、そう思っているだろう。

 最後に『PUNISHER』の感想を書いてから、かれこれ2ヶ月。
 ドコが『PUNISHER』を応援しているんだよ、と。

 まあね。
 イロイロあったんだよ、イロイロと。

 チャンピオンが合併号で発行が1週トんだので、その飢渇を癒すべく、この1週間、バックナンバーや『PUNISHER』のコミックスを読み返してました。
 面白いんだよ、やっぱり。
 何回読んでもワクワクするのは相変わらずだし、アルトやミルキィに対する愛はいや増すばかりだ。
 個人的には、第1話の船上の場面や、空王シャフォー編のような、アルトとミルキィ二人の出会いやふれあいにかかわるエピソードが一番好きなんだよ。もう、読んでて胸がしめつけられるようです。

 現在チャンピオンで連載中の作品で一番好きなマンガは、やっぱり『PUNISHER』だし、一番好きなキャラはアルトとミルキィ。コレは変わりない。
 毎週木曜日、チャンピオンを買って、一番最初に読むのは『PUNISHER』。
 読み進めていくうちに、残りページが少なくなっていくのがこわい。もったいない。ハラハラドキドキして、続きが気になってしょうがない。
 上手く言えないが、読み終わったあとは、アルトやミルキィが、一日胸の中で燃えているかんじなのだ。
 私にとって、『PUNISHER』はそう言う存在である。

 そう言う気持ちを、ブログで素直に書くコトが出来なくなったのは、他のナニかのせいなんかではなく、私の心の弱さのせいである。

 もう一度、素直な気持ちで、『PUNISHER』にラブコールを送るためには、どうしても必要なコトがあった。
 小室哲哉や、『ガンスリンガーガール』についての一連の記事は、『PUNISHER』の感想を再開するために、どうしても書かなければならなかったのだ。自分自身の、このうじうじした不決断を蹴飛ばす為に。

 改めて言っときます。

 「このマンガのココの出来が良い・コレは良くない、何故なら」と言う類の、「マンガを読みこなしてきた」「プロのマンガ読み」の「マンガ語り」を読みたい、と言う人は、私のブログになんか来ない方がイイよ、と思う。時間の無駄だから。
 あてつけでも開き直りでも無く、本心からそう思います。
 過去に書いた『無敵看板娘』や『殺戮姫』や、そして『PUNISHER』についての記事にしたって、アレらはマンガの感想なんかでは無い、と、私自身が思っているのだから。

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 アクションやバトルの描写において、コレほど素晴らしい手腕を見せながら、しかし、佐渡川先生は、「バトルが価値判断の衝突を自明に解消していく」と言う「少年マンガの楽天主義」を採用しようとしていないのではないか。(←俺の思い込み。BY:長井秀和)

 現在、本誌では、カッツとザイナーハのバトルが展開中である。
 佐渡川先生の自家薬籠中のバトルシーン。
 そして、久しぶりのカッツの出番。
 コレが熱くならずにいられようか。
 「戦う」コトに対して、アルトとは真逆の態度で臨むカッツ。
 ただ、強い奴と戦いたい。ある意味、少年マンガの王道を行く、熱いキャラクター。

 しかし、私にとっては、『PUNISHER』の主人公は、やはりアルト以外考えられないのだ。

 戦うコトを躊躇し、争うコトを怖れてしまう、不決断で優柔な性格。
 しかし、自分のためではなく、大事な人のためなら、戦うコトが出来る。
 よく、「等身大のキャラクター」と言う表現を見かけるが、その意味でアルトは、私たち読者のほとんどに良く似ている、等身大のキャラクターだと思う。
 そこらのマンガのキャラみたいに、「争うコトを怖れない、強く揺るがない心の持ち主」が、もし身近にリアルに存在してたら、「こんなトコでナニしてんだよアンタ。とっととマンガの世界に行っちまえよ!」って言いたくならないか?
 いかん。ナニが言いたいんだ俺は…。

 戦うコトを怖れず、自分の信念のままに相手を打倒し、さらに戦いのその結果を「満喫」出来る、などと言うのは、少年マンガの世界にしか存在しえない、「バトルマニア」の狂ったメンタリティである。(別にカッツが「バトルマニア」って訳ではないが、アルトよりはよっぽど「そっち側」のキャラだと思う。)
 マンガのキャラクター以外に、こんなパーソナリティーの持ち主が現実の読者の中にいたら、大変だ。
 そんな手合いが、例えば、合州国の大統領とかになってしまった日には、もっと大変だ。そして、そんな大変なコトが当たり前になっていたのが、現実の世界だったりするんだが。

 おお。なんか、うまいコト言ったような気になってきたぞ。
 今日の箴言。

 「箱庭的世界」の主人公と合州国大統領は、「バトルマニア」でなければつとまらない。

 すんません、また余計なコトを。
 ええと、

 少年マンガの王道を行く「ヒロイック・ファンタジー」の看板を掲げながら、実は『PUNISHER』は、現今の少年マンガの中では極めて「異端」な内容を持っている、と私は思っている。

 アルトは、戦うコトを楽しまないし、望まない。
 『PUNISHER』は、敵をひたすら打倒するコトを良しとしない。
 「バトルの結果、大抵状況は主人公にとって好転する」と言うご都合主義を採用していない。

 パピル族とヤック族の確執を描きながら、佐渡川先生が用意したメッセージは、「自分の人生の中から敵が消えるまで打倒し尽くせ」ではなく、「共存せよ」と言うモノだった。
 敵を打倒し尽くすよりも、はるかに困難で、しかし、最も現実的なメッセージだと思う。
 困難と言ったのは、コレは、もしかすると「孤立無援」に近い考え方かもしれない、と思うからだ。
 「箱庭的世界観」に親しんできた種類の人間には、到底受け入れ難い考え方だろうな、と想像してしまうのだ。
 メッセージ性=作家性であるならば、『PUNISHER』は明らかに特異な作家性を示している作品だ、と思う。
 それも、王道的(≒英雄的)ではない、むしろ、多くの人が過小評価している「小さなモノ」に、積極的価値を与えようとしているように思えてならない。(←俺の思い込み。その2) 

 バトルの本来の目的であった「風の魔導具」が失われてしまった結末にしても、「戦えば、ナニかを失う」「望みのモノが、いつも手に入るとは限らない」と言うコトを暗示しようとしているように思えて仕方が無い。
 戦いの結末は「果実の味」とは限らない。むしろ、戦いがもたらす「虚無の味」をアルトとミルキィに味あわせるコトの方が、大事なのだ、と。(←俺の思い込み。その3)

 読み返して、改めて、『PUNISHER』ってイイな、と思う。
 「英雄的」であるコトより、もっと大事なコトがある、と、信じられるような気がする。
 アルトもミルキィも、決して「強い心」の持ち主ではない。
 そんな二人の、自身でも捉えがたい、「揺れ動く弱い心」がまずソコに在って、一方で『PUNISHER』の作品世界は、彼らがいつまでも弱いまま、孤独なままでいるコトを許してくれない。(←俺の思い込み。その4)
 『PUNISHER』のそういうドラマ部分をこそ、私は愛してしまっている。
 おっと、バトルやコメディシーンももちろん愛してるぜ!

 だから、私にとって、主人公はアルトでないとダメなのだ。 
 いや、もう、ぶっちゃけ言って、アルトの屈託や物怖じに、萌ゆる。たまらん。

 頑張ってくれているカッツには申し訳ないが、個人的には、このあとアルトがバトルに無粋に水を差す、と言う展開を大いに期待する。
 ソレか、アレだ、ザイナーハにボテクリ回されたカッツをアルトが助ける、とかだったらなお歓迎!

 ザイナーハ(敵か味方か・正か邪か、いまだ判じ難いが)とアルトが対峙した時、今度は「ボコにされたカッツ(私の中ではもうボコにされるのが既定路線)」のために、壮剣ガーヴィナルを振るって欲しいんだよ!ぶんぶんと!

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 と言う訳で、再開しました。
 『PUNISHER』感想。

 なんつうか、もう、書いてるあいだ中、天国が見えそうなテンションでしたわ。半分は高血圧のせいでw

 体調次第ですが、コレから出来るだけ更新しますんで!

 燃やすぜ!パニ心!

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2008年12月22日 (月)

リハビリ絵

 やーやーやーやー

 今年の年末は、不景気風が身に沁みるねえ。PAN太です!

 マスカワさんのサイトで、もう、冬コミ本の詳細が発表されてましたねえ。
 ハイ。すいません。私、今回間に合いませんでした。
 マスカワさん、本当に申し訳ありませんでした…。9月の関西オフの時点で、参加を約束させていただいていたのに…この体たらく…。
 …今だったら、2,3ページくらいなら描けると思うんですけど…<遅え、遅えよ、おとおさん

 ↓ 倒れる前に、描きかけていたラフから清書してみました。
















































 
Sukisama_nikki06_3
 『PUNISHER(パニッシャー)』のスキ様。

 一体ナニを描こうとしてたんだろうね、俺…。

 明日は祝日ですねえ。
 じっくり腰すえて、更新できたらイイナ…。

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2008年12月20日 (土)

怒涛の忘年会ラッシュ!

 お晩です!

 よせばいいのに忘年会に参加して、案の定ヘロヘロです、PAN太です!

 ちなみに、日曜の夜にもあるよ!忘年会!

 ははは。
 月曜日、普通に仕事あるんですけど私! 

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 すすすすすいませんー

 すっかり遅くなってしまいましたー!

 ↓ リクエストいただいていた、『フランケンふらん』のヴェロニカです
Veronica

 ↑ クリックしたら、も少し大きいのが出ます。

 どうして私が描くと、みんなむちむちになってしまうのか!

 やー もー すんません
 こんくらいで勘弁してやってください!

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2008年12月18日 (木)

『くわえたばこのブルース』

 毎度!

 「夜の12時には寝ないとダメよ?」とお医者様には言われているのに、今日はなんでか寝つかれないので、ひさびさ更新に走ってしまいました、PAN太です。

 と言っても、コメント返信で精一杯なのですが。

 アレ以来、パソコンに一定時間向かっていると、肩凝りと偏頭痛と動悸がスサマジイコトに。
 おかげでお絵描きもテキストもなかなか手がつけられないです。

 こんな状況なのに、わざわざ見に来てくださる方、ありがとうございます。

 いつも拍手ボタンを1ポチ2ポチと押してくださる方も、ありがとうございます!
 助けられてます、本当に!

 それから、コメントくださってた皆さん、すっかり返信遅くなってすいません!

 

 >台湾からじゃブログにコメントできない(笑)!

 1本でも吸ってるうちはやめられない

 と、うちの職場の禁煙に成功した人達が言ってました。
 やはり禁煙から2週間くらいが山場みたいで、なんであんなに吸いたかったんだろうってなるみたいです。

 ・・・あと、たばこやめると太るらしいですよ(笑)
                 (12月8日)

 「その気になったらいつでもやめられる」と思ってる愛煙家もたまにいるみたいですが、私は骨がらみのニコチン依存症なので、そのへん自信がありません!
 ソレはさておき、私の周りでも、禁煙に成功したとか失敗したとか、そんな話題は結構出ます。禁煙して何ヶ月か経過した人は晴れ晴れとしてますねえ。ああ…まぶしくてまっすぐに見られない…。
 …って、やめたら太るのか!かつせさん、ソレは困る!困るぞ!そんなん聞かされると…禁煙しようという意欲が一気にしぼんでしまいそうです!<うそうそ 努力します




 >ご存じないのですかっ!?
 彼女こそコンバインからあぜ道に這い上がった超自宅系農業アイドル・ランカちゃんです!
 ・・・・スイマセン、悪乗りしました

 タバコは10本でも多いです!もっと減らす努力をしましょう!・・・愛する家族の為にも、です。
 (後略)

                 (12月8日)

 「コンバインからあぜ道に這い上がった」トコを想像して、ちょっと萌えそうになりました!イイですねえ、農業アイドル!
 …ああ…また言われた…タバコ… :(;゙゚'ω゚'): 多いですかまだ!10本に減らして、褒めてもらえると思ったのに!
 この20何年か、「タバコ吸って死ぬなら本望だ」と嘯いて過ごして来たアホンダラな私ですが…努力します…。
 いただいたこのコメントを読んで、嫁が「ありがとうございます。もっと言ってやってください!」と手を合わせておりました…。
 ありがとうございました!そして…後半オフレコ部分に、「何故見抜く?何故見抜けるのだ?」と微苦笑しつつ、首肯してしまう私…。



 >最低な男ですよ・・・俺は・・・。救急車を呼び、遺言を考え、エロ漫画を最後の力を振り絞って処分するPAN太さんを想像し、不謹慎、罰当たりにも笑ってしまったのですから・・・。(滝汗)深夜0時を過ぎたら無理をせず、お互いゆっくり眠りたいですね。何はともあれ、PAN太さんが完全ではないものの、健康になられたようでほっと一安心しております。
 (後略)

                 (12月8日)

 お気遣い、ありがとうございますー!
 いや、ソコ笑うトコで間違ってないと思いますw 笑ってもらえる境遇で、幸せですよ、うん。
 睡眠は以前に比べるとバッチリ取れてるんですが、…更新が、更新が、うううう。
 …あ。お医者さんも、私に問診した後、「ああ、多分、原因はソレですね」と言ってましたよ!そんなコトまでわかるのか!現代医学って、凄いねえ…。
 ソレと、人面犬さんのご希望通り、後半部分は、オフレコにしておきました!ふふふ。爆笑し過ぎて、おかげでまた偏頭痛が…この人は本当に…どうしてくれるの!

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2008年12月 7日 (日)

君はエロマンガを抱いて死ねるかっ?!

 娘(8歳)は最近、マクロスFの曲が大のお気に入り。『星間飛行』を一生懸命歌う姿に、もうヨレヨレです、PAN太です!

 。:+.゚*(∈^∇゜)キラッ☆.+゚*。:゚+  

 …しかし…何回教えても、「♪水田が~揺~らぐ~♪」と歌うんですよ…。
 水田…。
 娘に言ってもきかないし、こうなったら、公式の歌詞の方で、「水面」じゃなくて「水田」のヴァージョン作ってくれないかなあ。

 もんぺ姿のランカに歌ってもらうんですよ!コレは萌えますよ!<ないないそんなニーズはドコにも無い 

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 遅くなってすいません!
 ココからはコメントへの返信です!

 >奥様のブログ拝見しました。
 まさかご自分で救急車を呼んでいたとは。
 しかもその救急車を奥様がご覧になっていたとは…!
 これも”運命”というものなのでしょうか。
 ともかく、健康第一ですから、ブログの更新とかのんびりやってください。
 煙草もほどほどにね。

                (11月30日)

 うっはー。のブログを読まれてたとはー!
 いや、「コレはヤバイ」と思ったので、意識があるうちに自分で救急車呼んだんですよ…。
 救急車を待ってる時、朦朧としながら「( ゚д゚)ハッ! そう言えば…カバンの中には、今週号のチャンピオンの他に、一緒に買った18禁エロマンガ単行本も…もしも救急病院で俺の身にナニかあって、このカバンの中身を見られるようなコトがあったら…俺は…俺は…!」
 …最後の力を振り絞って、近くに見つけたゴミ箱にエロマンガを捨てたのとほぼ同時に、救急車が到着…。
 私は、エロマンガより世間体を選んだ、いくじなし野郎なんです!
 煙草…減りました!今、一日10本くらいかな…以前の4分の1くらいです…。のんびり減らしていきます…なんでもイキナリは体に良くないですよね…ね?



 >おっぱい出してただけでNに移動してた頃が懐かしいですw
                (12月1日)

 ああ、お恥ずかしい…。あの頃の私は、ウブなネンネ、夢見るアリスチャンでした!
 人間ってね…慣れるモンなんですよ…どんなコトにも…!
 表もNもどんどん過激になっていく一方で…。
 もう、おっぱいくらいじゃ承知出来ないカラダになってしまって…やめて見ないですっかり汚れちまったアタイを…!
 最近、高血圧のせいで、自分が過去に描いたエロ絵を見返しただけでも心拍数が急上昇しちゃうのが、困りモノです!



 >こんばんは、ご無沙汰しています、かいちょうです。
 救急車に乗られたとの記事を見てビックリして思わずコメントを失礼します…!
 しかも、「死」を意識されたとか…そんなに大きな事態なのですか!?
 とても心配です…どうぞお大事になさってください!

 お体の負担になってしまうといけないので、返信は不要です。
 早く良くなってまた素晴らしいレビューと美しいイラストを見せてください^^

                (12月1日)

 わー!かいちょうさん、わざわざすみませんー!恐縮ですー!
 ご心配をかけるようなコトを重ねて書くのは良くないのですが…倒れた時は、ホントにヤバかったです。ココだけの話、人生観、少し変わりました。
 今は回復しつつありますので、喉もと過ぎればなんとやら、で、こんなコトも書けます。もう大丈夫ですのでー!
 「返信は不要です」と言うお心遣いが、じんわりと沁みてきて、泣けそおです…ありがとうございます。 
 >素晴らしいレビューと美しいイラスト
 ∑( ̄□ ̄;) いやいやいやいや めめめめ滅相も無いですが…ぞ…増長しちゃいますよ私?
 特にレビューに関しては、かいちょうさんから言われると本気でうれしいです!ありがとうございました!



 >こんにちは。いつも興味深く拝見してます。主にエロ絵を…すみません。
 コムロ、ガンスリ、こうの史代とくる最近のレビューがやたら硬くて、PAN太さんに一体何があったのかと思いましたが…「もうすぐパニッシャー感想再開します」で納得しました!
 一連のレビューは、パニッシャー感想を続けるためにどうしても書いておく必要があったのでは?と解釈してるです。
 (中略)

 お体大事にしてください。そして、熱いパニッシャー感想期待しています。

                (12月3日)

 コメントありがとうございますー!
 やっぱり…このブログ、エロ成分が少なくなると、皆さん心配になるみたいですねえw 「何があったんだ?」って…。
 そしてそして、ご指摘の通りです!鋭いっ!なぜ見抜く?
 正直あのへんは、『PUNISHER』感想を再開する為の「助走」みたいな意味もあったんですよ…。
 ご期待に添えますかどうか、頑張ってみますんで!内容はともかく、「熱い」感想になるのは、保証します!
 ※一部、勝手にオフレコにさせていただきました。…わかってくれるよね?ね!

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2008年12月 4日 (木)

生存報告

 とりあえず、生きてます。

 まだまだ本調子には程遠いですが。

 いぐあな元帥さん、オフ会に行けずに、本当にすいませんでした。
 私もめちゃめちゃ楽しみにしてたので、自分で自分が呪わしいです。
 そして、スケッチブック、ありがとうございます。感激です。
 早く回復して、是非、リベンジの機会をいただきたいです!

 マスカワさん、ご迷惑をおかけしてすいません。
 慙愧のあまり、もう、今の私のドコをつついても、もはやなんの言葉も出てきません。

 拍手コメントをくださった皆さん、本当にありがとうございます。
 返信できてなくてすいません。もう少し落ち着いたら、必ず。

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