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2008年12月25日 (木)

天国、それとも

 まずは、コメントへの返信から。ありがとうございます!


 >スクロールする前からエロ絵であることだけは解ってました
                  (12月23日)

 勿体つけたつもりでしたが、見抜かれてましたか…浅知恵でお恥ずかしい。
 次回以降、もっと気の利いた演出を考えないとですね…ううっ(;´Д`)
 スクロールさせておいて、まともに服着た普通絵を置いておくとかね!うん!





 >こんばんはです~^^v 裸んぼシェリルが!「あたしの○○○を見ろ~♪」とばかりに! ちょっとツンデレ風味なサンタさんですね!
                  (12月24日)

 さっそくのコメント、ありがとうございます!『娘フロ。』が我が家のヘヴィー・ローテーションなのは、鈴さんのせいですからね!
 クリスマスに間に合わせる為に急いで描いたので、ランカちゃん描くのは諦めました!例によって背景まで手が回りませんでした!すいません根性無しで!
 「あたしの○○○を見ろ~♪」 `;:゙;`;・(゚ε゚ )んぶふう イ…イイの?
 みんな、見においでよ!さあ並んで並んで、ちゃんと順番守ってくださいよ!ファン感謝デー特別企画「先着100名限定・シェリルと生〇〇会」!(…やだなあ、〇〇は「握手」ですよ、「握手」!)

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 うん。まあ。こっからは、アレだ。アレ。

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 あたしの作った歌は
 君だけが聞くためのもの
 感受性に乏しい人が
 理屈をこね否定したがる歌よ

 (中略)

 君は「戦え」とあたしに言うけど
 今夜だけ一緒に眠ってはくれないですか?

             (アナム&マキ/『戦え!野良犬』)

 いや、耳が痛い。
 しかし、その通りだ。本当に、その通りだ。
 「君だけが聞くためのもの」と歌われている、その「君」とは、まさに私のコトなのだ、と感得するコトが出来ないのなら、その歌についてナニを語ろうと、そんなのは(繰り返しになってすんませんが)「盆栽の枝ぶり談義」に過ぎない。
 あるいは、もしもあなたがその「君」ではない、と思うのなら、「何故あなたは『君』たりえないのか」、語るべきはそのコトについてだろう。
 批評と言うのは、自分の世界観や感受性を担保にして、他者(たとえば作品)に値(あたい)をつける行為である。
 私は「君」たりえるのか、「君」たりえないのか。
 畢竟、批評というのは、他者について語るようでいて、「自分は一体何者なのか」を語るコトなんだろうね。

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 「全パ連は死んだ。そんなモノが、今、どこにある?」

                 (1978年 ジョニー=ロットン<嘘) 

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 このブログのタイトル下には、「佐渡川準先生の『PUNISHER』を応援してます」と言う文字がある。
 本館の『99人の敵』の入り口には、「『PUNISHER』『無敵看板娘』をはじめ、少年チャンピオン系ヒロイン中心にイロイロ描いてます。」と言う文章。

 おいおい、看板倒れもイイとこじゃねえかよ。

 『PUNISHER』で検索して訪問してくれた方は、そう思っているだろう。

 最後に『PUNISHER』の感想を書いてから、かれこれ2ヶ月。
 ドコが『PUNISHER』を応援しているんだよ、と。

 まあね。
 イロイロあったんだよ、イロイロと。

 チャンピオンが合併号で発行が1週トんだので、その飢渇を癒すべく、この1週間、バックナンバーや『PUNISHER』のコミックスを読み返してました。
 面白いんだよ、やっぱり。
 何回読んでもワクワクするのは相変わらずだし、アルトやミルキィに対する愛はいや増すばかりだ。
 個人的には、第1話の船上の場面や、空王シャフォー編のような、アルトとミルキィ二人の出会いやふれあいにかかわるエピソードが一番好きなんだよ。もう、読んでて胸がしめつけられるようです。

 現在チャンピオンで連載中の作品で一番好きなマンガは、やっぱり『PUNISHER』だし、一番好きなキャラはアルトとミルキィ。コレは変わりない。
 毎週木曜日、チャンピオンを買って、一番最初に読むのは『PUNISHER』。
 読み進めていくうちに、残りページが少なくなっていくのがこわい。もったいない。ハラハラドキドキして、続きが気になってしょうがない。
 上手く言えないが、読み終わったあとは、アルトやミルキィが、一日胸の中で燃えているかんじなのだ。
 私にとって、『PUNISHER』はそう言う存在である。

 そう言う気持ちを、ブログで素直に書くコトが出来なくなったのは、他のナニかのせいなんかではなく、私の心の弱さのせいである。

 もう一度、素直な気持ちで、『PUNISHER』にラブコールを送るためには、どうしても必要なコトがあった。
 小室哲哉や、『ガンスリンガーガール』についての一連の記事は、『PUNISHER』の感想を再開するために、どうしても書かなければならなかったのだ。自分自身の、このうじうじした不決断を蹴飛ばす為に。

 改めて言っときます。

 「このマンガのココの出来が良い・コレは良くない、何故なら」と言う類の、「マンガを読みこなしてきた」「プロのマンガ読み」の「マンガ語り」を読みたい、と言う人は、私のブログになんか来ない方がイイよ、と思う。時間の無駄だから。
 あてつけでも開き直りでも無く、本心からそう思います。
 過去に書いた『無敵看板娘』や『殺戮姫』や、そして『PUNISHER』についての記事にしたって、アレらはマンガの感想なんかでは無い、と、私自身が思っているのだから。

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 アクションやバトルの描写において、コレほど素晴らしい手腕を見せながら、しかし、佐渡川先生は、「バトルが価値判断の衝突を自明に解消していく」と言う「少年マンガの楽天主義」を採用しようとしていないのではないか。(←俺の思い込み。BY:長井秀和)

 現在、本誌では、カッツとザイナーハのバトルが展開中である。
 佐渡川先生の自家薬籠中のバトルシーン。
 そして、久しぶりのカッツの出番。
 コレが熱くならずにいられようか。
 「戦う」コトに対して、アルトとは真逆の態度で臨むカッツ。
 ただ、強い奴と戦いたい。ある意味、少年マンガの王道を行く、熱いキャラクター。

 しかし、私にとっては、『PUNISHER』の主人公は、やはりアルト以外考えられないのだ。

 戦うコトを躊躇し、争うコトを怖れてしまう、不決断で優柔な性格。
 しかし、自分のためではなく、大事な人のためなら、戦うコトが出来る。
 よく、「等身大のキャラクター」と言う表現を見かけるが、その意味でアルトは、私たち読者のほとんどに良く似ている、等身大のキャラクターだと思う。
 そこらのマンガのキャラみたいに、「争うコトを怖れない、強く揺るがない心の持ち主」が、もし身近にリアルに存在してたら、「こんなトコでナニしてんだよアンタ。とっととマンガの世界に行っちまえよ!」って言いたくならないか?
 いかん。ナニが言いたいんだ俺は…。

 戦うコトを怖れず、自分の信念のままに相手を打倒し、さらに戦いのその結果を「満喫」出来る、などと言うのは、少年マンガの世界にしか存在しえない、「バトルマニア」の狂ったメンタリティである。(別にカッツが「バトルマニア」って訳ではないが、アルトよりはよっぽど「そっち側」のキャラだと思う。)
 マンガのキャラクター以外に、こんなパーソナリティーの持ち主が現実の読者の中にいたら、大変だ。
 そんな手合いが、例えば、合州国の大統領とかになってしまった日には、もっと大変だ。そして、そんな大変なコトが当たり前になっていたのが、現実の世界だったりするんだが。

 おお。なんか、うまいコト言ったような気になってきたぞ。
 今日の箴言。

 「箱庭的世界」の主人公と合州国大統領は、「バトルマニア」でなければつとまらない。

 すんません、また余計なコトを。
 ええと、

 少年マンガの王道を行く「ヒロイック・ファンタジー」の看板を掲げながら、実は『PUNISHER』は、現今の少年マンガの中では極めて「異端」な内容を持っている、と私は思っている。

 アルトは、戦うコトを楽しまないし、望まない。
 『PUNISHER』は、敵をひたすら打倒するコトを良しとしない。
 「バトルの結果、大抵状況は主人公にとって好転する」と言うご都合主義を採用していない。

 パピル族とヤック族の確執を描きながら、佐渡川先生が用意したメッセージは、「自分の人生の中から敵が消えるまで打倒し尽くせ」ではなく、「共存せよ」と言うモノだった。
 敵を打倒し尽くすよりも、はるかに困難で、しかし、最も現実的なメッセージだと思う。
 困難と言ったのは、コレは、もしかすると「孤立無援」に近い考え方かもしれない、と思うからだ。
 「箱庭的世界観」に親しんできた種類の人間には、到底受け入れ難い考え方だろうな、と想像してしまうのだ。
 メッセージ性=作家性であるならば、『PUNISHER』は明らかに特異な作家性を示している作品だ、と思う。
 それも、王道的(≒英雄的)ではない、むしろ、多くの人が過小評価している「小さなモノ」に、積極的価値を与えようとしているように思えてならない。(←俺の思い込み。その2) 

 バトルの本来の目的であった「風の魔導具」が失われてしまった結末にしても、「戦えば、ナニかを失う」「望みのモノが、いつも手に入るとは限らない」と言うコトを暗示しようとしているように思えて仕方が無い。
 戦いの結末は「果実の味」とは限らない。むしろ、戦いがもたらす「虚無の味」をアルトとミルキィに味あわせるコトの方が、大事なのだ、と。(←俺の思い込み。その3)

 読み返して、改めて、『PUNISHER』ってイイな、と思う。
 「英雄的」であるコトより、もっと大事なコトがある、と、信じられるような気がする。
 アルトもミルキィも、決して「強い心」の持ち主ではない。
 そんな二人の、自身でも捉えがたい、「揺れ動く弱い心」がまずソコに在って、一方で『PUNISHER』の作品世界は、彼らがいつまでも弱いまま、孤独なままでいるコトを許してくれない。(←俺の思い込み。その4)
 『PUNISHER』のそういうドラマ部分をこそ、私は愛してしまっている。
 おっと、バトルやコメディシーンももちろん愛してるぜ!

 だから、私にとって、主人公はアルトでないとダメなのだ。 
 いや、もう、ぶっちゃけ言って、アルトの屈託や物怖じに、萌ゆる。たまらん。

 頑張ってくれているカッツには申し訳ないが、個人的には、このあとアルトがバトルに無粋に水を差す、と言う展開を大いに期待する。
 ソレか、アレだ、ザイナーハにボテクリ回されたカッツをアルトが助ける、とかだったらなお歓迎!

 ザイナーハ(敵か味方か・正か邪か、いまだ判じ難いが)とアルトが対峙した時、今度は「ボコにされたカッツ(私の中ではもうボコにされるのが既定路線)」のために、壮剣ガーヴィナルを振るって欲しいんだよ!ぶんぶんと!

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 と言う訳で、再開しました。
 『PUNISHER』感想。

 なんつうか、もう、書いてるあいだ中、天国が見えそうなテンションでしたわ。半分は高血圧のせいでw

 体調次第ですが、コレから出来るだけ更新しますんで!

 燃やすぜ!パニ心!

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コメント

PAN太様

パニッシャー感想、お疲れ様です
11月に拍手からコメントしたのは私です。
PAN太さんにとっては不愉快な文章だったので、非公開扱いにされたのだなと思っていましたが、今回の記事は、あのコメントへの返答だと思っていいのですか?

私のコメントが、感想を中断していた一因になってたとしたら、責任を感じます。
PAN太節がまだ本調子じゃないみたいですが、再開して何よりです。

「メッセージ性」「異端」「孤立無援」<ワロタ PAN太さん、それ自分の事ですか! 
改めて、PAN太さんの文章は、漫画感想にしてはメッセージ性が強すぎ、テンション高すぎです。批評にしては作家性が強すぎるんです。だから、文体や態度にコメントが集中するんだと思います。
個人的には、PAN太さんが書くご家族の話題などの記事は大好きです。PAN太さんのそういう部分は、ここに来るみんなが愛してると思うのですが、漫画を語る時のPAN太さんの文章は、かなり敷居が高い。

「時間の無駄だから。」「アレらはマンガの感想なんかでは無い」<PAN太さん、もう少しブレーキ踏んで!読んでいてヒヤヒヤします。
もうそろそろファイティングポーズをといて、リラックスされてはいかがでしょうか?

いろんなコメントが来るでしょうが、気にせず、どうか気楽に更新を続けてください。って俺が言うなw
お体お大事に。

私はPAN太さんの文章大好きです。

投稿: 茶ノ木 | 2008年12月26日 (金) 20時20分

 コメントありがとうございます。
 なんと言いますか、褒めるか落とすか、どっちかにしてもらえたらコッチも落ち着くんですけどw

 拍手からの「コメント削除ご要望」も確認しましたが、別に「異端」「孤立無援」は不適切でも失礼でも無い、と私は思いますので、コメントはこのまま残させていただきますね。
 
 以前、他の方にご迷惑をかけた経験もあって、「他のサイトさんを引き合いに出した文章」がコメントに含まれている場合、一部または全部を私の一存でオフレコ扱いにさせていただいています。コメント主さんの方から「ココからはオフレコでお願い」と言って来られる場合の方が多いですが。11月の拍手コメントを非公開にさせていただいたのはそのためです。それ以外の理由でコメントを非公開にするコトはまずありません。

 オフレコ希望を言ってこられる方のコメントは、勿体無くもありがたい励ましの内容ばかりです。こっち7割くらい。
 逆に、私の一存でオフレコにしたコメントは、高確率で「他の方を引き合いに出した上でのPAN太批判」と言う、私にとっては決して愉快では無い内容です。こっち3割くらい。
 
 しかし、コメントを非公開にされたままなんの応答も無ければ、茶ノ木さんのように不審に思うのが当然でしょう。
 私自身、それらの、必ずしも私にとって愉快では無いコメント群を、無視していたわけではありません。無視どころか、「これらの批判に応答出来ないうちは、ナニを書いても意味が無い」と思ったのが、感想中断の理由の半分です。
 
 だから、今回の記事も、先般の一連の記事も、「ある部分」は茶ノ木さんを含めた何人かの方へ向けて書いています。お気づきのように、コメントしてくださったご本人なら、これらが「遅まきながらのPAN太からの返信」なのだ、と心当たると思います。納得するかどうかは別として。 

 私のブログは、「マンガや音楽は素晴らしいのに、ソレを愛している自分は全然素晴らしくない」、「マンガや音楽の素晴らしさにつりあう言葉を自分は持っていない」と言う「どうでもいいコト」を、延々と怒っているだけです。そんな私に「メッセージ性」「作家性」「敷居が高い」などとは…あ…新手のホメ殺しや…。

 >ご家族の話題などの記事は大好きです。
 コレ読んで嫁が大笑い。「私のおかげやな!私の!」と得意満面。まあ、家族には感謝、ですよ。
 
 >ブレーキ踏んで!
 コレには私がワロタw
 今回ので自分では納得が行ったんで、もうこっからはユルユルと行かさせてもらいますよ。うん。
 
 >って俺が言うなw
 まったくだよ! (#゚Д゚) 気にするに決まってんじゃんかよ!これからも!

 >私はPAN太さんの文章大好きです。
 い…イキナリ…なの…? (´∀`*)ポッ

投稿: PAN太 | 2008年12月27日 (土) 01時43分

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