2008年5月18日 (日)

少年マンガの「楽観主義」

 ※下のんは、ヘッドライン記事で書いたトピックですが、反響が(オフレコで、ですが)ちょこちょこありましたので、あのまま消すのはちょっと惜しいかなと思ったのでこっちに転載します。

 いつか、「J-POP批判」みたいな記事も書いてみたい…。

 とりあえず、今日(5/18)中に、クロスレビュー感想の続きをアップする予定です!
 ゆうだけ番長にならないように、がんばるよ!

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 ──自分で頭を使うのは面倒だったから、編集部に何か適当につけてくれと押し付けたら、「味で勝負」、「味キング」、「味一番」などでどうだろうと言って来たので腰を抜かして、 自分で考えることにした。(雁屋哲『美味しんぼ主義』より)

 と、まあ、こうして生まれたタイトルが『美味しんぼ』だった、というのは、割と人口に膾炙した話だと思う。
 仮に、『美味しんぼ』が『味キング』と言うタイトルで連載がスタートしていたら、歴史はどうなっていただろうか。別にどうもなっていないか。

 しかし、小学館のマンガと言うのは、この『味で勝負』的なセンスのタイトルがつけられた作品がたまにある。

 『なんてっ探偵♥アイドル』なんてタイトルを考えついて、しかも実際にソレで連載をスタートさせてしまう、そんな感受性が私は大嫌いだ。

 『味いちもんめ』や『出るトコ出ましょ!』、『健太やります!』などは、『味で勝負』と完全に同軸上にあるセンスから生まれてきたタイトルである、と、断定できる。

 そして、今現在、少年サンデー誌上で連載中の作品にも、言っちゃ悪いが「タイトルに難有り」と言いたくなる作品が存在する。

 『最上の命医』

 おそらく、「名医」を「命医」と言い換えるコトを考えついた時点で、「うまいコト言った」と思っていたのではないか。
 しかし、ホントは、『究極の命医』とか『至高の命医』とか、そんなタイトルにしたかったんではないか、と想像される。しかし残念ながら、「究極」も「至高」もすでに『美味しんぼ』の色がついた言葉であり、パロディ以外の文脈でこれらの単語を使うのは、分別のあるオトナならためらわれるだろう。
 代わりに使われたのが、「最上」と言う、「事物の等級を表現するには適当だろうが、精神性を表現するには全くふさわしくない」単語…。
 言葉の選び方が、明らかに間違っている。 いっそ、『命医』と書いて「ミコト」と読ませたりするタイトルの方がまだマシだったのではないか、と思ってしまう…。

 各誌で連載中の「医療モノ」作品のタイトルを挙げてみよう。

 『仁-JIN-』
 『医龍』
 『新ブラックジャックによろしく』
 『ゴッドハンド輝』
 『最上の命医』

 少年誌で連載されている『輝』『命医』は、「絶対に患者を死なせないスーパードクター」が主人公。
 この主人公の「無謬性」が、「医療」マンガと言うジャンルが本来持っている可能性を、大きくスポイルしているように思えてならない。人間の生き死にを描く「医療マンガ」で、「死」を描くコトを最初から放棄してどうすんねん、と。
 主人公の医師が患者を救えず、その結果に苦悩するなどというドラマは、今の少年誌では出る幕が無いのだろうか。『ブラックジャック』でさえ、力及ばず患者を救えなかったエピソードがあったというのに。
 主人公の医師は、絶対に患者を死なせてはならない、というのは、一般社会の「右肩上がりに、いつまでも成長し続けなければならない」「失敗や敗北は許されない」という強迫的なメンタリティと、どこかでつながっているような気がしてならない。考えすぎですかね。

 どんなに誠実でも、どんなに努力しても、どんなに誰かを愛していても、それでもどうしようもないコトがこの世にはある。
 人生に対して誠実であればあるほど、その人にとって人生はきびしい。真剣に愛する人間にとっては、恋愛は苦い。それでも、誠実であるコト、努力するコト、愛するコトをあきらめられない。
 『仁』『医龍』の2作品は、「どうしようもないコトがこの世にはある。しかし、それでも」と言う態度を貫きつつ、胸を打つ人間ドラマとしても、また、エンターテインメントとしても素晴らしい作品である。

 それに比べ、『輝』『命医』はなぜ物足りないのだろう。
 少年誌上の「医療」マンガを貫いているのは、「この世には、どうしようもないコトなんかない」、「努力は君自身を裏切らない」、「真剣に想えば、相手にはきっと伝わる、理解しあえる」と言う、おそるべき楽観主義である。
 主人公の無謬性と無垢性(=患者を死なせたコトが無いからイノセンスな存在)を根拠にした楽観主義。
 コレは、昨今のJ-POPの歌詞などにも通じるメンタリティだと思うのだが、こう言う価値観が健全な人間の抱くモノだとは、私にはどうしても思えないのだ。
 百歩譲って、楽観主義でもイイんだが、しかし、現実の世界と違って、マンガの中ではその楽観主義が、自明のごとく勝利してゆく。私はソレが恐ろしい。

 『スラムダンク』のラスト、井上雄彦先生の構想では、湘北高校は山王工業に負ける予定だった。
 湘北高校を全国優勝させようとするジャンプ編集部と井上先生の間で、かなりの応酬があったと言うのは有名な話である。
 いつまでも勝ち続けなければならない、主人公は間違ってはいけない、と言うジャンプの強迫的なイズム(例の「友情・努力・勝利」に要約される価値観)は、確実に少年マンガ全体に影響を及ぼしてきた、と私は思っているし、ひいては日本人のメンタリティを非常に幼稚なモノに変えてしまったような気さえしている。

 ちなみに、私は、『最上の命医』というタイトルは、絶対に編集部サイドがつけたタイトルだ、と思っています!

 う~ん、おかしいなあ。
 いやね、最初はね、
 こないだのレビューの続き書いているあいまに、気分転換に消えモノ記事でも書くか、と思い立っただけだったんですけどね。
 『美味しんぼ』についてちょこちょこ書くだけ、のつもりだったのに…。
 …いつのまに、なんでこんな文章量に…なんでこんな話題に…何故…。自分でもわからない…。

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 ↓コレも消すのはちょっとアレなので
 『無敵看板娘』鬼丸美輝さん
Miki_nikki33

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2008年3月 2日 (日)

世界はアンタたちのコトなんか待っていない

 マンガ好きな人なら、誰でも一度は夢に見た(妄想した)コトがあるんではないだろうか。

 「4大週刊少年マンガ誌で現在連載中の作品から、自分の判断でセレクトした作品で、新しい1冊の週刊少年マンガ誌を作るとしたら…あなたなら、どんな作品を選びますか?」

 選ぶ基準は、人それぞれだと思う。
 例えば、「コレ1冊で部数400万部を狙える、最強の布陣を!」と言う考えに立って選ぶのも大いにアリだろう。
 営業戦略的なコトは二の次で、とにかく「今、自分自身が、面白い!コレ好きだ!と思える作品だけを集めてみる」と言うのだって、悪くない。
 現行各誌の中でも「浮いている」と言うか、「身の置き所が無さそげ」な、アウトサイダーな作品ばかり集めてみる」のもイイかもしんない。チャンピオンのはるか斜め上を行く、破天荒な新雑誌が誕生するかもデスヨ?

 私だったら、今の自分が「単純に好きな作品・とにかく続きが気になる作品」だけをセレクトします。
 その基準で選んだのが、以下の作品群。

 さよなら絶望先生 (※マガジン)
 [シバトラ] (※マガジン)
 賭博覇王伝 零 (※マガジン)
 金剛番長 (※サンデー)
 ギャンブルッ! (※サンデー)
 魔人探偵 脳噛ネウロ (※ジャンプ)
 PUNISHER (※チャンピオン)
 ギャンブルフィッシュ (※チャンピオン)
 みつどもえ (※チャンピオン)
 弱虫ペダル (※チャンピオン)
 侵略!イカ娘 (※チャンピオン)
 フルセット! (※チャンピオン)
 マイティ♡ハート (※チャンピオン)
 ストライプブルー (※チャンピオン)
 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 (※チャンピオン)
 Dämons (※チャンピオン)
 ヤンキーフィギュア (※チャンピオン)
 24のひとみ (※チャンピオン)
 鉄鍋のジャン! R 頂上作戦 (※チャンピオン)
 ANGEL VOICE (※チャンピオン)
 現代怪奇絵巻 (※チャンピオン)
 サナギさん (※チャンピオン)
 ※次点 花形~新約 巨人の星~ (※マガジン)

 注:ジャンプは全然読んでいないので、コミックスを読んでいる『ネウロ』だけをエントリー。
 注:『花形』は、明子姉ちゃんが登場する回のみマジメに読んでます。

 …なんと言う偏りよう。
 ギャンブルマンガが3作品もあると言うのもアレですが、22作品中16作品がチャンピオン。
 こんなラインナップの新雑誌が誕生したとしても、先発の雑誌にとって、営業上、全然脅威ではないんではないか!

 …さあ、あなたなら、どんな基準で、どんな作品を選ぶでしょう?

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 コレも埒も無い妄想話で申し訳ないですが、もうひとつ。

 「某出版社が、このたび、新しい週刊少年マンガ誌を創刊するコトになりました。あなたが、その新雑誌の編集長に任命されたとします。幸いに、太っ腹の社主の好意で、予算は青天井と言う設定。4大週刊少年マンガ誌への挑戦。あなただったら、どんなコンセプトのマンガ誌作りを目指し、どんなマンガ家をその執筆陣に選びますか?」

 この場合、「どんなコンセプト」を立てるか、によって、その人の「マンガ観」と言うか、「現在のマンガ出版状況への認識」と言うか、そんなんがある程度見えてくるような予感がします。
 あなたの知り合いの人を思い浮かべて、「あの人なら、こんなマンガ誌を作ってみたい、と言うんではないか」などと想像してみるのも面白いかもですね。

 ○○○万部売れるマンガ誌を作りたい。
 メディアミックスでガンガン派手に展開していきたい。
 小学生を中心とした子供達に支持される、本来の意味での「少年マンガ誌」にしたい。
 コレからの少年マンガのスタンダードに成り得るような作品を送り出したい。
 マイナーでもイイから、一癖も二癖もある作品ばかり集めてみたい。
 有望新人主体で展開して、少年マンガ界の未来を牽引していきたい。

 コレも、人によってさまざまでしょうが、どうですかっ?仮に自分が新雑誌の編集長になったとしたら、イロイロ夢が膨らんできませんかっ?
 私だったら、自分の好きなマンガ家さんを集めて、とにかく、「この作家さんの、こんなマンガが読んでみたい!」と言う作品ばかりで連載陣を固めると思います。売れる売れないはあんまり考えないかも…残念ながら。
 こう言う発想は「編集の現場を知らないアマチュアの寝言」なんでしょうけど。

 しかし、コレからもし新しいマンガ誌が誕生するコトがあっても、その新雑誌のコンセプトの根っこには、「今までになかった、面白いマンガ誌を作るんだ!」と言うパッションが存在していて欲しい、と思います。
 もちろん、既存のマンガ誌にも。

 なのに、一体なんなんでしょう、コレは。 

  『コナン&金田一』

 >漫画誌の部数減の傾向に歯止めをかけ、活性化を図る狙いもあるとみられる。

 はあ?
 ナニかの方便じゃなく、ガチで言っているとしたら、現場感覚全然無いんじゃないんですか?
 「合同編集」と言いながら、過去作の再編集作業だけですやん。
 誰が金出して買うんだ、そんなモン。
 子供でも大人でも、マンガが好きな人だったら、今更そんなモノを期待して待ってはいない。

 せっかく、出版社・ライバル誌の垣根を越えての合同企画だと言うのに、こんなコトくらいしかやりたいコトがないんだろうか。
 現実にはイロイロと制約はあるだろうが、「サンデーでは、あるいはマガジンではやりたくても出来なかったコトを新雑誌でやってみたい」と言う、そんな「夢」が、よりにもよって過去作の再録とは…。 

 『痛いニュース』の中で、「 おまえらこんな事より、烈さん喰われた事の方が大変だろ」ってコメントした人がいましたが…アナタ、素敵過ぎる!そして、正しい!

 小学館にも講談社にも、「本当に面白いマンガ誌を作ってみたい!今までに見たコトがないような作品を世に送り出して、読者に喜んでもらいたい!」と言う気概が全くうかがえない、残念なニュースでした。 

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2008年2月20日 (水)

セックス、コミック、インターネット

 以前にも何回か触れましたが、例の、我が家の「エロマンガコレクション」。
 「ただいま『第2次性徴期』絶賛発動中!」の息子二人が、ときどき親の目を盗んでこっそり読んでやがると言う、アレですよ、アレ。

 同世代の男子の方なら頷いてくれると思いますが、私が小学校高学年の頃は、本宮ひろ志先生の『俺の空』が、「成長期の少年にとっての、エッチマンガの金字塔的存在」だったんですよ。
 第1巻、主人公の安田一平の初体験の相手をしてくれる美人教師の川村先生に、当時の少年達は、胸もアソコも熱くしていたモノでした。安達哲先生の『さくらの唄』にも、『俺の空』へのオマージュ(パロディ?)と思われる描写がありましたね。
 今でも覚えています。
 近所の書店で、プレイボーイコミックスの『俺の空』を立ち読みしていたら、お店の親父さんがハタキを振り回しながら、「コラコラ、小学生がそんなモン読んじゃいかん!」と怒鳴るんですよ。
 ハタキですよハタキ。今ではついぞ見かけませんが、昔の書店さんには、ホントにハタキを持った店主や店員さんがいたんです。立ち読み客への嫌がらせに、ハタキをぱたぱたかけたりとか、ホントにやってたんですから。マンガの中じゃない、リアルでですよ。
 …そんなコトを言いたいんじゃなくて、当時は、お店は立ち読み客に対して結構強かったし、大人は子供を平気で叱りつけたし、エロマンガ(『俺の空』はエロマンガじゃないと言う意見はとりあえず棚上げしておく)を読むような子供を見過ごしにはしなかった、と言うコトを言いたかったんです。

 分別も社会性も無いくせに、「やむにやまれぬ性衝動」だの「ほとばしる熱いパトス」だのは売るほど抱えて持て余していた青少年期。誰も買いやせんわ、そんなモン。
 エロやポルノに興味津々だけど、なかなか身近にはそんなモノは見当たらなかったあの頃。家庭用ビデオも美少女コミック本もまだ登場していなかったあの時代。
 河川敷で拾った雨晒しのビニ本を後生大事に隠し持っていて、ソレを親に見つかって説教を喰らった時の情けなさ、いたたまれなさ。
 人が「生まれてすいません」な気分を味わうのは、たいてい、「世間」や「目上の人」の「セックス」に対する抑圧的な態度に触れた時のような気がする。なんとなく。
 今日びの子供達は、エロに関しては、ホント恵まれているなあ、と思います。「恵まれている」と言う表現は、この場合は不適切だと自覚しつつ。
 今じゃ、キオスクでチャンピオン烈やヤングアニマル嵐が売っていて、パソコンを開けば、あんなサイトこんなサイト見放題。『99人の敵』や『ゆの姫あやうし』だって、無料で閲覧できるんです。
 少年少女向けマンガの性表現は過激になる一方。
 そして、親が隠している段ボール箱を開いてみれば、修正ユルユルのエロマンガが溢れんばかりに詰まっていたりする。

 私自身、好きで買っているエロマンガなので、「子供の教育のためにコレらを処分しよう」なんて発想はさらさら無いんですよね。なんで子供のために、大人がエロを我慢せんならんねん。
 我が身を振り返ってみれば、セックスに興味津々なあの年代の気持ちは、よ~くわかる。私自身、あの頃はアタマの中は「そんなコト」で一杯だったし、ロクなコトを考えてなかった。
 かと言って、家の中でおおっぴらにエロマンガを解禁するのも癪に障る。
 個人的には、少年期の性衝動は、ある程度抑圧されてナンボだとも思ってますし。「禁止」と「誘惑」のあいだで揺れるトコロにエロスは生まれるのデスヨ?
 私の場合、書店の親父さんや、親に代表される「抑圧的な大人の存在」がなかったら、性に対して野放図な人間に育ったに違いない、と思います。

 「エロが見たけりゃ、早く18歳になれ」なんて馬鹿なコトを言うつもりもありません。
 体が大きくなって、おにんにんがトランスフォームして、18歳になったら自動的に「エロを楽しめるオトナ」になれるのか?んなわきゃ無い。
 オトナになるまでに、少年は、二次元で/DVDで/エロ小説で/あるいはリアルな場面で、「禁止」と「誘惑」の間で引き裂かれそうになりながら、かろうじて正気を保ちつつ、学んでいくのだ、と思います。いろんなコトを。

 こないだね…嫁が息子の部屋の掃除をしていた時、次男坊のベッドの下から、出てきたんですよ…私が隠していたエロマンガが…。
 あんだけ言ってたのに!
 「今度エロマンガを出しっぱなしにしているのを見つけたら、おとおさんのブログで晒すからな!」と。
 公約なので、晒します。
 「コレで息子がグレたりしたらどうしよう」とか、そんなコトは考えてません!

Ero_manga

 ↑ 『ふたりエッチ』って… (´・ω・`)
 しかも、いっぺんに8冊も…

 私は怒りましたよ。

 PAN太「あんだけ言ったのに、なんで証拠隠滅せえへんねん!
 しかも、よりにもよって『ふたりエッチ』…こんなヤワイのんをチョイスするとは!
 あのなあ、コレって、段ボール箱の一番下の方に入れてあったヤツだよな?上の方に、もっとキッツいのとか、修正ユルユルなのがゴマンとあったのに、なんでわざわざコレやねん!
 (# ゚Д゚) お前はエロマンガの読み方がわかっとらんっ!
 どのページだ?どのページがお気に入りだ?優良さんがそんなにええんか?こんな嫁はんが欲しいんか?いつまで新婚気分でいるんだお前ら夫婦はっ!なぁにが『真さぁん♥』でいっっ!」
 次男坊「…じゃあ、おとおさん、なんでコレ買ったん?」
 PAN太「…いや、まあ、そうは言っても、やっぱかわいいよな、優良さん…。
 Σ(`∀´ノ)ノ
 じゃなくてー!
 隠せよ!親にわからないように上手いコトやれよ!そう言う要領が必要なんだよ、将来!
 恥ずかしくないか?親が隠しているエロマンガを、いそいそと漁っている現場を押さえられたら恥ずかしいだろ?どのシーンを見ておにんにん大っきくしてるんだ、あ~ん?とか言われたらヤだろ!?」
 次男坊「…… ( ゚Д゚)」
 PAN太「……親を気の毒そうな目で見るなよ……
 あのなあ、気持ちはわかるよ、俺だってお前らくらいのトシの頃はなあ……」

 と、まあ、こんなかんじで、「聞きたないわ、そんなハナシ!」と言いたくなりそうな親子の心温まるコミュニケーションがグダグダと続くわけですが。

 なんか、私って、「性に対して抑圧的な大人」の役割を全然果たしてませんね。
 イイのかね、こんなんで……。

 今月号のチャンピオンREDなんか、立派なエロマンガ誌ですよ。でも、家族みんなで読んでしまう。ダメなのかなあ、こんな家庭環境。…廣瀬周先生の描く女の子はイイなあ…。

 エロも含めて、「フィクションが受け手に与える影響」の問題については、マツリセイシロウ先生秀抜な文章がありますので、未読の方は是非!マジで考えさせられます。

 そしてそして、
 実は、今日、こんなたわけた話題についてあえて書いたのも、宇都宮勇さんの日記の文章を読んだからなのですよ。
 この話題については、もう少し続くみたいなので、続きが非常に楽しみです。
 宇都宮さんの文章は、「好き」「嫌い」のレベルにとどまらず、ヒトやモノや事象に対して「自分はソレらと、どう言う関係を取り結んでいきたいのか」と言う「意志」が感じられる点が素敵です。
 うすっぺらな「公平さ」や「客観性」に逃げない、「意志」を感じさせる文章。
 宇都宮さんや、人面犬さんもそうですが、私は、こう言う文章を書く人が大好きなんです。

 しかし…人面犬さんの『フルセット!』のレビューは、泣き笑いしながら前屈みさせられてしまうと言う、稀有の名文だなあ…。

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2007年12月18日 (火)

泥棒?野次馬?お客さん?

  かいちょうさんちで、面白い話題について触れてらしたので、ついつい元記事にまで当たって見てしまいましたよ。
 いやあ、イロイロ考えさせられました。

 現在はともかく、ン十年前の貧乏学生の頃の私は、書店さんにとっては、「ペルソナ・ノン・グラータ」。好ましからざる存在だったと思います。
 なんせ、書店内で半日の間、立ち読みカマして、その場で新書を2~3冊読了して、結局1冊も買わずに帰ってしまう、と言う、鬼畜っぷり。
 今考えると、厳密に運用したら、なんがしかの法律に触れるんじゃないか、この行為は。そんなコトないか。あるか。なんか、心配になってきた。
 店員さんからしたら、「コイツ、殺してぇ…」と思われても当然ですよね。
 もし、過去に戻れるなら、絶対、昔の自分を殴ってると思う。
 少なくとも、こんな奴、客でもなんでもない、ただの泥棒です。
 すいません。今では、心から反省してます。

 社会人になってからは、書店では立ち読みは全くしません。つか、一般書以外は大抵シュリンクかかってるから出来ないし。
 シュリンクの是非について言えば、「立ち読みする人間」の手垢で汚れた本を「お客さん」に売りたくない、と言う書店さんの配慮は、健全至極だと思いますが…。
 「立ち読みするヒト」も「お客さん」になりうる、と言う点が、この問題のジレンマなんだろうなあ。

 結局、立ち読みするかしないか、その程度も含めて、その人の可処分所得(平たく言えば、お小遣い)の多寡と言うか、購買力によっても分かれてくるような気がします。
 じゃあ、オトナのように気軽に本を買う余裕の無い子供はどうしたらイイのか、って問題もあるみたいですが…「立ち読み全オッケー」の新古書店に行きなさい、と申し上げたい!
 新古書店の是非についてはまた別の問題があるのですが、ココでは措いといて…。
 かつて、シュリンクが一般化する以前に、私たちが「書店でマンガを立ち読み」してたように、今の子供たちには、新古書店で思う存分立ち読みして、そこで イロイロなマンガに触れていただきたい。お気に入りの作品や作者やジャンルを見つけたら、今度は一般の書店に新刊を買いに行く、と言うコトで…どうですか ね?こんなん。
 新古書店の方にしてみたら、「ちょお待てや!」と言いたくなるかもしれませんが、さっき措いといた「別の問題」のコトを考えたら、ねえ…。
 子供たちがそのまま流れで、新古書店でしかマンガを買わなくなる、と言う危険性も一部あるかもしれませんが。

 子供たちに限って言えば、彼ら彼女らが、これからイロイロなマンガに触れる機会と言うのは、なんらかの形で存在して欲しい、とは思います。
 我が家の場合は、親(=私)が好き勝手にマンガ買って帰ってくるもんで、子供らにとってはかなり恵まれた「マンガ環境」かもしれない。秋田書店系中心なのがちょっとアレかもしれませんが。
 中学校の友達は殆どジャンプ派らしいですよ。チャンピオン読んでる子って、他にいないらしいです。あいつら、友達の話題についていけてるのかな、心配だ…責任感じてしまう…。
 ソレはともかく、世間のオトナみんなが、マンガに理解があったらイイのにね。本当にそう思いますよ。

 シュリンクの有無に関わらず、私が予備知識の無い本を購入する時の判断材料は、(たまたま知っていれば)作者名、題名、表紙、帯、表4の内容紹介文、あとは、その本をプッシュする書店さんのPOPとかでしょうか。
 題名で購入を決めるのは、結構あります。例えば、こないだ買ったのは、『非国民のすすめ』(斎藤貴男)と『非国民』(森巣博)…私、好きなんですわ、 「非国民」。オトナになったら非国民になりたい、つうくらいデスカラ!尊敬するヒトは、『はだしのゲン』の中岡さんちのお父さんデスカラ!
 コミックスの場合、表紙買いは当たり前にやってます。
 まあ、つまり、かなりバクチな買い方してるわけです。当たりハズレは承知の上で。「立ち読み大王」だった貧乏学生時代の罪滅ぼし、などと言うつもりは毛頭ありません。

 「せっかく買うのならハズレは掴みたくない、払った金額に見合うだけの満足を満喫したい」と考えるのは人情としてわかりますが、しかし、「今後の購入の参考にするために(=当たりかどうかを確認するために)、立ち読みして内容を吟味する」との言い分には、「そりゃねえだろう」と思います。昔の自分を棚に上げて言ってしまいますが。
 「絶対当たる馬券以外買いたくない」とか言って、レース結果を見届けてから、馬券を買いに行くようなもんですよ。なんか無茶苦茶なたとえですが。
 私に言わせれば、マンガでも一般書でも、音楽CDでもそうですが、「作品」を買う、と言う行為は、ある意味バクチです。当たりもハズレも「込み」で人生だろう、と思います。
 ハズレを掴んでも、ソレはソレで楽しみようと言うか活かしようは何なりとあるもんですよ。マンガも含めて本って言うのは、よっぽどでない限り、大抵面白いモンだ、と思ってますしね、私。
 立ち読みしなきゃマンガ買えないなんて言ってたら、音楽CDなんかどうするよ。メジャーなのは店頭で試聴出来るけど、大型店でも滅多に置いてないようなタイトルだったら、内容の吟味もヘッタクレも無い。とにかく手に入れて聴くしか無いんですよ。苦労して探して、実際聴いてみたらスカでした、なんて、数え切れないくらい経験しました。
 今じゃ、バンド名だけで「コレは当たり、コレはハズレ」と決め付けてしまえるくらいに、人間がスレてしまいましたよ、ええ!あくまで「決め付け」ですけど。

 と言うわけで、私の結論、と言うか暴論。

 シュリンクがかかっている本は、「これから始まるレース」と同じだ! 
 馬券を買った奴だけが、本気でレースを楽しめるのだ。
 立ち読みしている間は、客でもなんでもない、ただの野次馬だ。
 自分の読みと心中しろ!

 
と言っておきながら、
 すいません…
 私、マガジンとかバンチとか近麻とかビージャンとか、あのへんはいつも、コンビニで立ち読みで済ませています…。

 言ってるコトとやってるコトが全然バラバラじゃんよ!俺!
 orz

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2007年9月11日 (火)

笑うしかない

 先週1週間の間に、求人広告の取材で行ったお客さんの業種。 

 警備会社
 人材派遣
 居酒屋
 弁当屋
 整骨院
 新古書店
 ビルメンテナンス
 業務請負
 ステーキハウス
 スーパーマーケット
 レストランチェーン
 ラブホテル
 臨床検査サービス
 コンビニエンスストア
 訪問介護サービス
 不動産業
 学習塾
 機械部品加工
 総合病院
 白蟻駆除
 内科クリニック

 …業種もイロイロだけど、人事担当者のヒトもイロイロだよ!

 ドコにスイッチがついているのか全く読めないお医者さん(会話の途中でいきなり机を激しく叩いて吼えたりする!)。
 完全にヤカラ入ってるラブホのマネージャー(絶対、組関係出身だ!しかしよく考えてみると、「俺を誰や思てんねんゴルァ~!」なんて、いまどきの本職は言わないですよね!ちょっとカマシ効かせてみたがってるシロウトさんなだけですよね!失礼しました!)。
 初対面の取引先の人間に対し「お前」を連発する人事部長(語尾に必ず「お前」とつけないと気がすまない!これぞビジネス会話のお手本!若い方にも是非見習っていただきたい!)。
 「そんな求人広告出した覚え無い!なんで払わなアカンねん!」とホザく店長(出稿前に社内稟議を通すのを忘れていたので、自分の立場がマズくなるのを恐れて、苦し紛れに暴れている。善悪理非は問わず手段を尽くすという、会社人の鑑!四の五の言わず、まず、やってみよう!)。
 自分は打ち合わせのアポを2回も反故にしておきながら、「約束してた原稿のFAX届いてないやんけヴォケ~~!」と電話口で喚く専務(後刻、他の書類の山の中から、ちゃんと届いていたFAXが出てきたが、一言の詫びも無い。当然だ!お客様は常に正しいんだから!例え人を殺しても、謝る必要なんか無い!)。
 自分が電話してから、折り返しの電話がかかってくるまで「15分も待たされた」と怒り狂って、たっぷり90分間説教してくださる理事長先生(しかし、逆の立場だったら、絶対コールバックしてきたためしが無いという人格者!)。

 いやあ…勉強になるなあ、この仕事!
 
 こんな人生勉強しなくてもすむように、若い人は今のうちにイロイロ考えておいた方がいいですよ!

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2007年8月16日 (木)

敗戦記念日

 原爆のバカタレ!戦争のバカタレ!

 『チャンピオンREDいちご』Vol.3をエロマンガ用段ボール箱に隠しちゃった俺のバカタレ!

 でも、確かに、アレは中学生男子には見せられないだろう!

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 すいません。私、2児どころか3児の父なのですよ、こんなんでも。

 8月15日が終わっちゃいましたね。
 日本人にとって、特別の意味を持つ日。

 私が日本という国に、日本国籍を持つ日本人として生まれたのは、ただの偶然です。
 そんなコト、私の手柄でもないし、私が責任を負う必要があるコトでもない。
 国家とか民族とか歴史とか言うモノはやたらと重たく、私の人生や生活にまとわりついてくるが、全ての人間は、そんなモノから少しでも自由な場所へ、我が身を運ぶために生まれてきた、と私は思っています。
 私たちはみんな、もっと自由に、もっと楽しく生きていいのだ、と。

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愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ。

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 もっともよい場合でも、国家はひとつのわざわいである

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 常々思うのは、「日本人であること」が最大のアイデンティティだ、という種類の人たちは、つくづく気の毒だなあ、ということです。

 国家とか、民族とか、歴史的行きがかりとか、そんなコトから離れて「自分という人間」を語るコトが出来ないのかなあ。

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 愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!

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 明日も一日、愉快に過ごせたら、上等じゃーないですか。

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2007年6月10日 (日)

「週刊少年誌編集長四氏インタビュー」

 給料日で、やっとお小遣いがもらえたので、買っちゃいました、ガッツリと。と言っても、まあ、コレくらいですよ、コレくらい。

 Comics

 なんせね、可処分所得少ないんでね。
 もしタバコやめたら、その分だけで毎月チャンピオンのコミックスが50冊くらい買える計算なんですが!
 俺ってばかだなあ。
 でも、改める気はありません!

 しかし、電車の中で『荒川アンダーザブリッジ』読むのはやめましょう皆さん。
 私、何回か噴いて、周りの乗客から、すっげーすっげー「気の毒なひと」を見る目つきで注目を浴びてしまいました!

 このブログをご覧になっている方で、チャンピオンを読んでいない方もいるかもしれませんが、
 もし、「なんか、面白いマンガないかな」と思っていたら、迷わず「買い!」が、この二つ。
 『みつどもえ』と『ギャンブルフィッシュ』。
 前者はこのブログでも何回か触れてるので、ナニをいまさら、ですね。
 後者は、新連載第1話が掲載された瞬間に、「チャンピオン史上の傑作マンガ」に列せられるコトが約束された、稀有の作品。
 きっと、あなたも、阿鼻谷先生の虜になるコト請け合いです!

 一緒に、『大学漫画』vol.7なる本も買っちゃいました。
 特集記事「週刊少年誌編集長四氏インタビュー」の見出しを見て、つい、カッとなってしまいまして!
 で、期待して読んでみたら、
 コレって、このインタビューが元ネタだったんですね。
 ははははは。
 で、特集記事の感想。

 ジャンプの茨木編集長は、現状認識がキッチリ出来ていて、目先の成功に惑わされない、明晰な状況分析が出来る人だと思います。
 自分を飾らず、それこそ身も蓋も無いくらいにクールに現在のジャンプを語る態度には、好感が持てます。
 と、同時に、非常に強迫的でもある。
 こんだけ売れてても全く安心できない、危機意識の塊みたいな人。
 そして、気になるのは、肝心要の「マンガに対する愛情」というか、「熱」みたいなモノがこの人の発言からは、全く伝わってこない。
 経営者感覚に優れているかもしれないが、とことんのところで、決定的に好きになれないタイプ。
 それと、この方、「新人が育ってくれない」「新人不作」と強調してますが、
 育たないのは「結果」であって、もともとの「原因」は、「新連載第1話のアンケート結果が悪かったら即打ち切り決定」に象徴される例の「ジャンプアンケートシステム」が新人の可能性をスポイルしているからだ、というコトは、全然理解出来てないんでしょうねえ。
 といいつつ、私、今のジャンプは、『ネウロ』単行本で読んでるだけですけど!
  
 マガジンの森田編集長。
 「『マガジン・テイスト』とは、はっきり言えば、『梶原イズム』」とか、「ヤンキーもののニーズはあるのに、作家にも編集にも元ヤンがいなくなっている。皮膚感覚としてヤンキー文化を知っている作家の出現が待たれる」とか、目からウロコの発言があって面白い。
 ジャンプの茨木編集長は「とにかく今より売れるようにしなきゃ」という方向ばかりにテンパって迷走している感じが強かったが、こちらは2番手の気安さか、それともそれが「マガジン・テイスト」なのか、
 読者の心を捉えるには、どうすればいいのか、というコトを、しっかり考え、そして、ある程度の確信を持って誌面作りをしている感じが伝わってきます。
 編集方針が具体的。そして、ブレが少ない。それでいて、柔軟性もある。
 コレが創刊50年の伝統の力か、と、敬服。
 でも、マガジンって、編集者がイコール原作者か、ってくらいに編集の意向が強く働いている作品が多いと思う。「マガジン・テイスト」じゃないけど、大半の作品に共通する「文体」みたいなもんが、はっきりとあります。ソコがなんか退屈といえば退屈。まあ、つまり、雑誌のカラーがはっきり出ている、と言うコトでもあるんですが。
 ちなみに、マガジンでは、『絶望先生』『[シバトラ]』が好きです。

 サンデーの林編集長。
 この方の話が、一番つまらなかった。
 編集と作家の関係作りとか、読者のニーズとかについて語られている内容が、なんとも牧歌的で。
 いや、まあ、単純に私の好みではなかったと言うレベルの話ですが。
 だから、サンデーのマンガって、あんまり性に合わないのかなあ。
 それは措いても、今回の四氏の中で、自分の雑誌の状況を一番理解出来てないのがこの人のような気がする。
 アニメ化作品は常に複数あり、発行部数以上に誌面は元気に見えるけど、サンデーって、実はかなり危機的状況なんではないか?
 だって、面白いマンガがないんだもん。個人的には『あいこら』くらい。
 『ハヤテ』みたいな作品が雑誌の看板背負って立たなければならないってのは、「サンデー的な意味で」絶対、健全な状況ではないと思う。『ハヤテ』が悪いと言いたいんじゃなくて。
 小粒な作品ばっかりで、他に看板が不在だという、この「でっかい穴ぼこ」が開いた状況ってのは、ヤバくないか。
 いまだに『コナン』『犬夜叉』『クロスゲーム』あたりが雑誌の柱だというのは、チャンピオンがここ数年抱えてるジレンマにも通じる問題だろう。早晩潮時を迎えるだろうこのあたりの作品と、後進との引継ぎがうまいコト行かなかった時は、サンデーはとんでもないコトになると思う。

 チャンピオンの沢編集長。
 いや、恐れ入った。
 俺、この人、大好きだ!
 だってね、
 「ペンとインクと紙があって、漫画家と編集がいるだけで世の中が変わる、少なくともゴキゲンでワアワア世界を渡っていけるなんて夢のようですよ。たとえは悪いですが、偽札づくりを共謀しているような、ある種の痛快さがこの商売にはあります」
 インタビュー中の発言の中には、チャンピオンのジリ貧状況に長年やきもきさせられてきたファンからしたら、「ちょっと待てや!」と言いたくなる部分もあるんですが(核になる作品は、と訊かれて『バキ』『ドカベン』『浦安』あたりを挙げるくだりでは身悶えしましたよ!)、
 それでも、引用したこの台詞、こんな言葉は、他誌の編集長からは絶対出てこないと思う。
 だって、他の3人は、マンガが好きだとか、編集の仕事が楽しいとか、そんなコト全然言ってないんだよ!
 「漫画家も素晴らしいけど、編集も素晴らしい職業だと思いますよ」
 こんな感動的なコト、他の誰が言える?
 沢編集長、ホントにマンガが好きなんだねえ。
 チャンピオンはご存知のとおり、イロイロ課題は山積みで、編集やファンの「侠気」と「好き」だけではなかなか前に進むとも限らないのが世の中と言うモノですが、
 私は一生ついて行きますぜ!
 だからって、売れなくてもイイって意味じゃないけどね!
 つか、もっともっと売れてくれ。
 こんな面白い、熱いマンガ誌が、売れてくれなきゃ、ダメだろう。

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2007年4月19日 (木)

……

 

   仕事なんかやってられっか もう!

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2007年4月 9日 (月)

猫バトン…

 ・これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに
  「にゃ」「にゃん」「にゃー」をつけなければならない。
 ・「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること。
 ・一人称は必ず「我輩」にすること。
 ・日記の内容は普段通りの当たり障りのないもので構わない。
 ・日記の最後に5人に回す人の名前を記入することも忘れないこと。
 ・すでにやったことのある人でも回されたら何回でもやること

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 嫁(なにわのこてこて)から、こんなバトンを投げられていたのに、1週間以上忘れていたにゃ。しかも「嫌がらせ」だとはっきり書いてあったにゃ。くそう。

 まったく、とんでもにゃいバトンを考えつくヒトもいたもんだにゃ。
 …かいちょうさん!ヤバイにゃ!かいちょうさんも指名されてるにゃ!

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 大阪では今日、選挙があったにゃ。
 6歳の娘とお手手つないで投票に行ってきましたにゃ。
 こんにゃとこで、我輩はドコのどにゃた様に投票しましたよとか、そんな野暮を書くつもりは毛頭ありませんがにゃ。
 選挙があるたびにつくづく思うのは、
 いつになったら外国籍の人間にも選挙権が与えられるのか、というコトだにゃ。
 個人的信念として、「外国籍の人間にとって暮らしやすい社会というのは、その国の国民にとっても暮らしやすい社会に決まっている」と考えてるにゃ、ハイ。
 その社会で暮らしている以上、国籍等モロモロの属性を問わず、誰にでも社会参加する機会は均等に有ってしかるべきだと思うんだにゃ。当然参政権も含めてにゃ。

 <普遍性の意味は単純である。自由、正義、幸福の実現には、あらゆる人間が例外なく参加するというのが普遍性なのだ。>

 いい言葉だにゃー。
 「美しい国」だの「国家の品格」だのといった、想像力に欠けた夜郎自大なコピーに酔っ払ってる場合じゃにゃいにゃ。
 自分達がどんだけ立派で、いかに他の人間達より優れているか、にゃんてコトばっかりを言い立てて暮らしているより、自分達と違う人達とでも仲良く暮らしていける人生の方が、よっぽど楽しいと思うにゃ。

 満開の桜の中、娘のちっちゃい手を握って歩きにゃがら、そんにゃコトをつらつら考えていたわけですにゃ。
 普段から、おっぱいとかちくびとかそんなコトばっか書いてると、あんまりアレにゃんで、たまにはちょっと普通のオトナぽいコトも書いてみたりしたにゃ。

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 だーもー!
 やってらんにゃいにゃー!
 こんにゃの我輩のキャラじゃ無いにゃー!
 こんにゃキッツいバトンは初めてだにゃ!

 >・日記の最後に5人に回す人の名前を記入することも忘れないこと。

 はあ?
 んにゃ怖えーコト、とても出来ませんにゃ!
 日記のネタが無い時とかには、自由に「強奪」していってもらって、一向に構わにゃいと思いますにゃ!

 >・すでにやったことのある人でも回されたら何回でもやること

 にゃんて鬼畜にゃバトンにゃんだにゃー!
 もう二度としにゃいにゃー!お断りにゃー!

 にゃんか、にゃーにゃー言ってると、勘九郎バトンみたいにゃかんじだにゃ…  

Miki_nikki15
 おまけ ↑
 らくがき美輝ちゃん
 シャーペン線を取り込んだのを。

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2007年1月31日 (水)

Don't Look Back In Anger

 先週の出来事を、嫁が日記に書いてたのに気がついてびっくりした。

 詳細はあっこに書いてあるとおりですが、
 ヘコみました、さすがに。
 
 行き倒れて死にかけてる爺さんの手を握りながら話しかけてる間中、
 なんか、自分が、世界一の馬鹿になったみたいな気分だったよ。

 あの夜、知らん顔して通り過ぎて行った何十人・何百人かに、マニックスのこの曲を叩きつけてやりたい。
 
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  あんたらみたいな連中と共存したいなんて 考えた事もねえ
  あんたらが与えられるモノなんて
  息が詰まるような退屈と
  安い夢の中で漂うコトくらいなもんだ

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 あの夜以来、10代・20代の頃のような、やたらとんがった気分が収まらないのです。

 善悪理非のレベルの問題ではない。

 私はどう考えても賢明な人間ではないが、
 あんな連中と「共存したくない」という、この気持ちは、
 どうなだめても誤魔化しようがない。

 こんな気分のまんま、またひとつトシをとってしまったよ。
 誰かに弁償して欲しい気分だ。

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